ミノルタオートコードⅢのカメラ修理

先日、病院に行ったときに
5年ぶりに体組成計測を行ってみたのですが。。。
体脂肪率27%!!!!ショック。。。。
5年前は16%だったのに。。。
体重も多少は増えていますが
それよりも体型が完全に変わっちゃったのですね(涙)
これは本格的に肉体改造しなければ。。。

さてさて

本日は「ミノルタオートコードⅢ」のカメラ修理を行っています。
1965年発売のミノルタ2眼レフの最終モデルですね。
「オートコードシリーズ」は国産二眼レフの中でも
最高峰のモデルだと個人的にも思っていますが
後期モデルはレンズに新しいガラスを使い
より進化したと言われています。
ファインダーも前期モデルよりも明るく、Ⅲは220フィルムにも対応します。
(ただ今や220フィルムそのものがなくなりつつありますが。。。)
そんな理由からも「Ⅲ」は人気の「オートコード」の中でも
さらに人気の高いモデルです。

お預かりしたオートコードⅢは外観も非常にキレイで
ご依頼者様が購入されてから
その写りのよさに惚れ込んで気にいって使っているものだそうです。
ただ、最近、絞りが開放にできなくなった。。。とのことで
当店にやってきました。
確認してみるとf22~f5.6くらいまでは
普通に動作するのですがそこからいきなり絞りレバーが重くなり
それ以上は開放方向へ回せない状態です。
こういうときに無理をすると絞り羽根破損の可能性が高いので
決して無理をしてはいけません。

写真は既に作業完了後ですが
絞り羽根作動不良の原因は油滲みによる固着でした。
シャッター羽根にも油シミが見受けられたため
シャッターユニットを含め清掃整備調整を行いました。
前期も後期もオートコードはやはり高級感もあってカッコ良いですね。
見た目だけでなく使いやすさ、レンズの優秀さも含めて
非常に良いカメラだと思います。

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