ミノルタSR-2のカメラ修理

今日からいよいよプロ野球開幕ですね!
我らがカープは広島で阪神との一戦。。。
ただ、天気が心配ですね。。。中止になっちゃうかな。。。
今年はどんなドラマが待ち受けているのか本当に楽しみです。
それにしてもWBCとの間隔が本当に短くて
代表召集された選手は調整しきれないだろうと心配でなりません。。。

さてさて

本日は「ミノルタSR-2」のカメラ修理をご紹介します。
SR-2は記念すべきミノルタ初の一眼レフカメラです。
発売開始は1958年です。
後に発売された普及版のSR-1を見ることは多いと思いますが
SR-2はレアというほどではありませんが
見かけることは少ないのではと思います。

SR-1、2、3、いずれのモデルもそうなのですが
この年代のモデルはシャッター幕がガチガチに硬化してしまって
まともにシャッターが切れないものが多いと感じます。
今回、お預かりしたSR-2も
シャッターを切ると先幕は走るものの
後幕は全く走り出しません。
なのでミラーアップしたまま、シャッターも開きっぱなしになるという状況です。
もちろん、それ以外にも全体的に油切れで
全ての操作系が重く感じます。
本来のSRシリーズは軽快な操作感なのですが
えらく鈍重なイメージになってしまっています。
今回はシャッター幕の交換を行った上で
各部点検整備一式を行います。

付属するオートロッコールPF55mmF1.8も
絞り羽根が固着のため作動しない状態です。
こちらも清掃・整備を行います。

今回は作業は既に完了しているのですが
全体的にリフレッシュされ軽快に動作するようになりました。

実は私も祖父から引き継いだSR-2を持っているのですが
かなり良いカメラだと思います。
ちょっと大げさですがこの時代の国産カメラは
どのメーカーのものも当時の日本の製造業の
勢いを感じさせるカメラばかりです。
できる限り将来に引き継いでいきたいものだと思います。

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