オリンパス・トリップ35のカメラ修理

今日はピザの日だそうですよ。
ピザ。。。たまに無性に食べたくなりますよね。
。。。と書きながら既に無性に食べたくなってきました(笑)
シーフードのたくさん乗ったピザがいいかなぁ。。。
やっぱりビールが合うよなぁ。。。
なんて考えていたらBGMに流れてきた
矢野顕子さんの「ラーメンたべたい」を聴いてると
今度はラーメン食べたくなってきました。。。
なんと意思の弱い私・・・(笑)

さてさて

本日は「オリンパス・トリップ35」のカメラ修理を行っています。
このカメラも大ベストセラー機ですよね。
発売は1968年、実は「コニカC35」も同じ年の発売なのですね。
ジャーニ~コニカにオリンパストリップ。。。
当時は旅先に持っていくカメラに
どちらを買うか悩んだ人も多かったでしょうね。

この「トリップ35」というカメラ
内部構造はほぼ「ペンEES」と同じ作りです。
ペンEESの35mmバージョンがトリップ35と
言い換えても良いと思います。
どちらにしてもコンパクトで操作簡単
さらに電池もいらない。。。と持ち歩くのに適したカメラです。

お預かりしたトリップ35は
まずオリンパスお得意の赤ベロが出ず
光量不足でもシャッターが切れてしまいます。
さらにオート露出が全体的にかなりオーバー傾向です。
ASA100・LV15時にほぼ絞り全開です。
(ASA400だと少し絞り込む)
オーバー気味というよりはほぼ常に絞り全開ですね。
写真は全て真っ白になりそうです。
もし赤ベロがきちんと作動していたなら
ほとんどシャッターは切れなかったのではないかと思います。

もう既に大体予想はついていますが
まずは上カバーを外してみると
やはり露出計の針がほとんど振れないようです。
露出計本体が原因でもセレンが原因でも
どちらにしても交換しかないと思いますが
今回はやはりセレン光電池が劣化のため起電不足のようです。

セレン光電池は中古良品と交換いたします。
赤ベロ作動不良は針挟みこみ部分の動作不良が原因のようです。
セレン交換と並行して
まずはシャッターユニット・絞りユニットの整備から行います。

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