ペンタックスSPのカメラ修理

今日は2月23日、223 で「富士山の日」ということですよ。
富士山、一度しか登ったことないのですよねぇ。。。
日本で最も高い場所ではあるのですが。。。
うーん、登る山としては人の手が入りすぎて
ちょっと単調なような気もします。
でも、周りの山から見る富士山はやはりキレイなんですよね!
いつも撮ってるのだけど。。。と思いつつ
ついついシャッター切ってしまいますね。

さてさて

本日は「ペンタックスSP」のカメラ修理を行っています。
現行モデルの頃に売れまくったおかげで
現在でも流通量は多く、手ごろなM42マウント機ということで
今でも非常に人気の高いカメラです。
当ブログでも何度もご紹介していますが
少々久しぶりのSPの修理になりました。

お預かりしているSPは
たまにシャッターが開いたままになるということです。
後幕の動きが悪いということを一番に予想しますが
その原因がシャッター幕硬化が原因だと
幕交換しか修理手段がなくなってしまいます。
入念に幕の状態をチェックしたところ
幕そのものは汚れやカビ跡は多いものの
交換するほど悪い状態ではなく
動きの悪い原因は幕軸の動作不良にあるようです。

それとは別にたまにミラーアップしてしまう症状もありますが
これも後幕の動作不良が原因なのが半分。。。
ミラー駆動部そのものがサビや汚れのせいで
動きが非常に悪いことが半分。。。といったとことろでしょうか。。。

さらに露出計は電池をいれ
スイッチをオンにしても全く動きません。

まずはシャッターをきちんと動作させるために
幕軸周りの整備から取り掛かります。
SPの露出計はシャッタースピードダイヤル下の
摺動抵抗に劣化のあるものがほとんどで
なかなか高輝度から低輝度まで精度が出ないのが現実ですが
できる限りの調整を行っていきます。

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