リコーフレックスダイヤのカメラ修理

今日は「月光仮面登場の日」だそうですよ。
昭和33年2月24日に放映されたそうです。
さすがに月光仮面はリアルタイムでは経験していません(笑)
私が生まれる10年以上前の話ですね。
この手の特撮ヒーローものの中で
ウルトラマンや仮面ライダーみたいな超メジャー級以外で
記憶に残っているものというと。。。
「ミラーマン」、「キョーダイン」、「レインボーマン」あたりでしょうか。。。
もうどれもかなり記憶が薄れてはきていますが。。。

さてさて

本日は「リコーフレックスダイヤ」のカメラ修理を行っています。
これまで「ニューダイヤ」がここに登場したことは
何度もあったのですが、「ダイヤ」は初登場ですね。
いわゆるダイキャスト製のボディを持った
リコーフレックスシリーズの一員です。
しかしながらプレスボディのリコーフレックスとは全く別物で
シンプルで軽量なプレスボディに比べると
非常にしっかり作られています。もちろんその分重いですが。。。
セルフコッキングとまでは行かないものの
フィルム装填はスタートマーク方式のセミオートマットで
随分、現代的に進化しています。
「ニューダイヤ」に比べると自動フィルムカウンターリセットができなかったり
少々カウンター周りの操作方法に慣れが必要です。
シャッターユニットはシチズンMXVで最高速は1/400です。
レンズはリコー8cmF3.5を搭載します。

今回、お預かりしている「ダイヤ」は
絞りリング、SSリング共に動作はするのですが
非常に重い状況です。
絞り羽根、シャッタ^-羽根には若干の粘りが見られ
スローガバナも固着気味です。
お約束のミラーはやはり曇っていて交換が必要です。

全体的にメンテナンスは必要な状況ですが
レンズの状態はかなり良いほうで
外装も基本的には非常にキレイです。
二眼レフはキレイにしてあると
どのモデルも非常に高級感ある佇まいになりますよね。
これもひとつの魅力だと思います。

まだ現状チェックを行っただけですが
これから本格的な分解整備に取り掛かります。

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