ミノルタハイマチックFのカメラ修理

毎月19日はシュークリームの日だそうです。
なめらかなクリームに香ばしい皮。。。
いつ食べても美味しいですよねぇ。。。
。。。といいながら、最近はコンビニのシュークリームしか
食べた記憶がありません。。。
いや、コンビニのシュークリーム、今はすごく美味しいのですが。。。
シュークリームに限らず
たまにはちょっと高級なスイーツ食べたいですねぇ~

さてさて

本日は「ミノルタハイマチックF」のカメラ修理を行っています。
ハイマチックF、久しぶりですね。
レンジファインダーを搭載したカメラとしては
非常にコンパクトなカメラです。
このブログによく登場するコニカC35も非常に小さいですが
ハイマチックFも同じくらいの小ささです。
発売開始は1972年です。
その前年に登場したハイマチックEの弟分にあたります。
少々、話が逸れますが兄貴分のハイマチックEは
搭載されるセイコーESFシャッターの配線周りのトラブルが非常に多く
当店では修理不可能機種とさせていただいております。
たった1年の発売時期の差なのですが
ハイマチックFのセイコーESLシャッターはそのあたりが
随分改善されています。
電子部品のトラブルにより修理不可能な場合も
もちろんあるのですが「F」の場合は修理を受け付けています。

お預かりしているハイマチックFは
外観に汚れはそれなりにあるもののキズやアタリは少なく
コンディションとしては悪くありません。
ただし、電池室からの配線が腐食して断線状態のようで
全く電源が入りません。
ハイマチックFは電子制御シャッターなので電源が入らないと
撮影には全く使えません。

まだ現状を確認しているだけで本格的な作業はこれからです。
まずはシャッターユニットを完全に外して
シャッターユニット単体で正常に動作するかどうかから始めます。

ハイマチックF、個人的に使っていたこともあるのですが
非常に写りの良いカメラです。
プログラムEE専用機なので
露出・絞りはカメラに任せるしかありませんが
目測の苦手な私としては
この大きさでレンジファインダー搭載機というのは
やはり使いやすいですね。
シャッターフィーリングは賛否両論ありますが
シャッターが切れた後にジャキーンと戻ってくる
ハイマチックFならではのフィーリングは
個人的には悪くないと思っています。

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