今日は「カレーうどんの日」だそうですよ。
6月2日が「カレーの日」で
7月2日が「うどんの日」、
そして今日、8月2日が「カレーうどんの日」だそうです。
カレーうどん。。。10年以上食べていないような気がします。。。
いやキライとかではなく好きなのですが
何となく機会がなかったというか。。。
昔は「ちから(広島のうどんとおはぎのチェーン店)」の
カレーうどんが好きでよく食べていました。
こっち来てから食べたことないかも。。。
近いうちにどこかで食べてみましょう。。。
さてさて
本日は「リコーキャディ」のカメラ修理を行っています。
発売開始は1961年で、
オートハーフより先に発売されたリコー初のハーフカメラです。
オートハーフにも採用される25mmF2.8レンズは
このモデルから始まったのですね。
ハーフ判で25mmなのでフルサイズに換算すると
約35mmで丁度良い広角レンズとなります。
セレン式の露出計を装備しますが
露出計とボディの連動はありません。
露出計が示すLV値を見てボディ側のLV値を設定するという
この時代のカメラによくあるパターンです。
マニュアルで使おうとすると少々わずらわしいですが
絞り、シャッタースピードも普通に設定することもできますので
もしセレンがダメだったとしても普通のマニュアル機として使用できます。
広角のハーフ判といえば
現在、非常に高価に取引されているペンWを思い浮かべますが
このリコーキャディという選択も十分にありだと思います。
お預かりしたリコーキャディは
外観もキレイで見た感じは非常に良さそうな個体です。
しかしながら、巻上が全くできず、もちろんシャッターも切れません。
原因は古いレンズシャッター機では定番の
油汚れによるシャッター羽根固着です。
心配されるセレンは全く問題がなく
露出計は非常に元気に精度もほぼ問題なく動作しています。
機械的な部分の清掃及び整備で
きちんと復活しそうですね。
写真は整備が一通り終わった時点でのものです。
オートハーフも非常に良いカメラですが
キャディも負けず劣らず良いですね。
撮影したわけではないので写りに関しては何もいえませんが
オートハーフと同じ形式のレンズですから
悪いわけはないと思います。
その上でマニュアル的にも使えるので
絞りやシャッタースピードを積極的にコントロールしたい場合は
キャディのほうが使い勝手が良いと思います。
なかなか魅力的な1台です。
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