今日は「競馬の日」だそうですよ。
うーん、実は競馬ってやったことないのですよねぇ。。。
競馬だけじゃなくて、
競輪・競艇、パチンコ、マージャン。。。
いわゆるギャンブルってほとんどやったことないのですよねぇ。。。
宝くじすら買ったことない(笑)
。。。とはいえ、個人事業主しているくらいだから
安定志向でもなく、衝動買いも多いのですよねぇ。。。
普段の生活がギャンブルみたいなものだから
これ以上、博打性の高いものはいらないのかも。。。(汗)
さてさて
本日は「ペンタックスSV」のカメラ修理を行っています。
ペンタックス第一号機である「アサヒペンタックス(AP)」から続く
ペンタックスSシリーズの完成形といえるモデルだと思います。
SVの次のモデルとなると
実質的にはSPとなりますが
SPは内部も含めてかなり変更が行われましたので
いわゆるSシリーズの最終期といえばSVで良いのではないかと思います。
自動復元式フィルムカウンターが装備され
モデル名の由来となっているセルフタイマーも装備されています。
(SVの「V」はドイツ語でセルフタイマーの意味を持つ
「Voraufwerk」の頭文字です。一部レンズシャッター機にも
セルフタイマーに「V」と書かれているものも多いですね)
ペンタックスSVというと発売から既に50年以上が経過しており
布製のシャッター幕が劣化していて
交換しなければまともに動かないものも多いのですが
今回、お預かりしているSVはその点は大丈夫なようです。
しかしながら、シャッター幕の走行には問題があり
肉眼で見ても後幕はキレイに走りきっていません。
当然ながらシャッター速度は全く精度が出ていない状態で
低速シャッターだとミラーアップしたままになってしまいます。
お預かり時には「B」が全く効かなかったのですが
これも原因は同じだと思われます。
時代を感じさせるデザインでなかなか魅力的です。
露出計のないカメラなので
中身は機械で動く部分しかございません。
動きが悪い時に無理して動かして
部品の変形や破損がない限りは
こういうカメラの場合はとにかく分解して
あらゆるところをひたすら洗浄・清掃し
古い油やゴミを取り除き注油を行った上で
調整すれば本来の動きに戻る場合がほとんどです。
今回も見違えるようにスムーズに動くようになりました。
まだまだ撮影をたっぷりお楽しみいただけるカメラです。
是非、オーナー様のお手元に戻って
大活躍していただきたいと思います。
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