今日、3月1日は「豚の日」だそうですよ。
豚肉。。。お安くて美味しくて庶民の味方ですよねぇ。。。
グリルにしてもソテーしても美味しいし。。。
豚しゃぶもいいですよねぇ。。。
でも、豚肉といえばやっぱりローストンカツかな。。。
昔から大好きなのですが
寄る年波には勝てないと言いますか
以前のようにトンカツをガツガツ食べられなくなりました(汗)
まぁ、二切れくらいでご飯1合くらい食べられるので
少しで十分なのですが。。。(苦笑)
さてさて
本日は「ペンタックスME」のカメラ修理を行っています。
軽量コンパクトな絞り優先AE専用機です。
発売は1976年です。
ME登場の少し後に各メーカーから
絞り優先AE専用のエントリーモデルで価格4万円弱という
モデルが出揃いましたが
コンパクトな絞り優先AE機というジャンルでは
やはりMEが先駆者的なモデルだと思います。
絞り優先AE機ということで
必然的に電子制御シャッター機ではありますが
電子基板関連のトラブルは少ないカメラだと思います。
発生するトラブルの大部分が機械部分です。
それもゴムや油脂類の劣化によるものが多く
修理・整備すれば改善するものがほとんどです。
今回、お預かりしているMEは
定番のミラーアップこそないものの
巻上げまわりにトラブルを抱えていて
言葉で書くと難しいのですが
巻き上げた時にそのままレバーがフラフラになってしまい
きちんと巻上軸が所定の位置に戻ってこないようです。
もちろん、その状態ではシャッターは切れません。
何度か巻上動作を繰り返すと
何かの拍子で軸ごと力強く戻ってきます。
それだけでなくたまにチャージ滑り
(チャージした瞬間にシャッターが切れてしまう)こともあるようです。
巻上軸周り部品の動作不良及び
ミラーチャージ部分にも動作不良があるようです。
トラブルの多いミラー駆動部の整備も含め
一通りの整備を行っていきます。
ところでMEスーパーの
「クリアーブライトマットスクリーン」に比べれば
MEのファインダーは多少暗く感じるのですが
ピントの山のわかりやすさや見え心地は
決して負けてないですね。
ちなみにMEはペンタ部に「AOCOマーク」の入った
最後のカメラとなります。
MEより後のカメラは「アサヒペンタックス」ブランドではなく
「ペンタックス」ブランドになるわけですね。
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