オリンパスXA4のカメラ修理

今日は「立夏」でもありますが
「コロッケの日」らしいですよ。
揚げたて熱々のコロッケは香ばしくて美味しいですよねぇ~
ちなみにコロッケはまだ平気ですが
ここ数年で「メンチカツ」は食べられなくなってしまいました。
食べている最中は美味しいのですが
食べた後にどうにも胃がもたれてツラいのです。
あぁ。。。やっぱち色んなところが
歳相応に傷んで来ているのでしょうね。。。(涙)
この間、広島で出会って40年超えの親友と
焼肉行きましたがカルビはあまり美味しく感じないし(苦笑)
ロースやヒレが最高に美味しかったです!
脂の多いもの全てがダメなわけではなくて
ホルモンはガンガン食べられるのですよねぇ。。。不思議だ(笑)

さてさて

本日は「オリンパスXA4」のカメラ修理を行っています。
XAシリーズは「XA、XA1、XA2,XA3、XA4」と
ラインナップされていましたが
XA4は28mmF3.5のレンズが装着され
接写(マクロ撮影)が可能というのがポイントでした。
最短撮影距離は0.3m
一眼レフで28mmレンズであれば
このくらいは寄れるのが普通だし
最大撮影倍率はたいしたことはないのですが
このサイズのカメラで0.3mまで寄れるというのは
たしかに貴重ですね。
ただしXA4もそうですがレンジファインダーを搭載する
無印XA以外のXAシリーズはピントは目測です。
近づいた状態では少々ピントに苦労しそうではあります。
1985年発売ということもあり
DXコードに対応しています。

お預かりのXA4はとにかく電源が安定しないようで
シャッターも切れたり切れなかったりです。
バッテリーチェックも反応しないことがあるので
電池室周りの問題か思いきや
どうもそれだけではないようです。
各接点に白い粉状の付着物等もあったりと
とにかく磨けるところは全部磨きます。
そうこうしているうちにやっと動きが安定してきました。

で、精度の調整も行い組みなおして少々様子見です。
付属の専用ストラップは短くしたときに0.3m
途中の瘤まで伸ばした状態で0.5mと
接写時の距離測定に使えるようになっています。

ところで最近、シャッター不良のXAの修理が結構多いのですが
正直なところ、修理不可能なものも多いです。
今回も同じタイミングでもう1台XA4の依頼があって
いろいろ手を尽くしているのですが
こちらはシャッターは切れるもののシャッタースピードの制御が
全くできない状態でもう少し努力してみますが
なかなか難しい状況です。
ある程度、分解してみないと
修理可能かどうかはわからない場合が多いので
待っているお客様にしても
こちらとしても少々苦労の多いカメラです。
それでも魅力的なカメラなことに間違いはないのですが。。。

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