今日は「恋人の日」だそうですよ~
ブラジル・サンパウロ地方ではこの日に
恋人同士が写真を額に入れて交換し合う風習があるみたいです。
よし!私も。。。
まず。。。自分の写真がない。。。(汗)
交換する相手もいない。。。(大汗)
さてさて
今日は「コニカⅢA」のカメラ修理を行っています。
「ⅢA」は「Ⅲ」をベースとして
画角自動修正機能付の等倍ファインダーを搭載したカメラです。
「生きているファインダー」と当時は言われていました。
レンズはⅢ同様の48mmF2と50mmF1.8を搭載したものがあります。
Ⅲ同様、大きさはコンパクトなのですが
ずっしりと重量感があってなかなか質感高いカメラです。
今回の個体はご依頼者様が比較的最近入手されたとのことですが
シャッターは比較的軽快に切れています。
ファインダーは二重像のズレが少々ありますがこれも比較的クリア
ただし。。。
絞りが妙な形になっています。
キレイな五角形になるのが本来の状態ですが
絞り羽根が1枚、作動ピン(ダボ)から外れてしまっているようです。
今回の個体は目だった羽根粘りは見られないので
また状況が異なるのですが、
よくある話として。。。。
絞り羽根が古い油等で固着した状態で無理に動作させていると
羽根がピンから外れることがよくあります。
ピンごと破損してしまう場合、重修理になる場合もありますので
やはり、動きの悪い場合は無理に動かさず
修理屋に相談していただければと思います。
これからまずは絞りユニットの分解・洗浄
シャッター羽根分解・洗浄、シャッターユニット点検整備
それからファインダー部の整備を行います。
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