コニカⅢのカメラ修理

今日はこれといってピンとくる記念日がない日ですねぇ…
過去の出来事を探ってもなかなかこれといったものが…
ただ今月に限らず毎月19日は
「シュークリームの日」なのですよね。
「19」がシュークリームの語感と似ていることからだそうです。
いろいろ身近なスイーツでお馴染みのモンテールさんが制定しています。
モンテールのシュークリームやエクレア美味しいですよねぇ
スーパーで身近に見かけるのでついつい買ってしまいます。
個人的に思い出すことですが
シュークリームと言えば広島市内でサラリーマン時代
(20代だから30年くらい前かな…)
立町に「キャベツ畑」ってシュークリームしか売っていない有名なお店があって
1個単位で買えたので外回りから帰社する際に
内勤の人たちに差し入れでよく買って帰ってました。
まぁ小さなオフィスだったから10個とか15個で足りるから
ほんの些細なお土産なのですが…あれも美味しかったですねぇ…
こんなこと思いだしてたらやたらとシュークリーム食べたくなりますね(笑
あの頃は2,3個平気で食べられましたが今は1個で充分ですし
だいたいカロリー的にも糖質的にも1個でも気を使います(苦笑)
あとでコンビニ行ったときにでもお茶請けに買ってきましょう!

さてさて

本日は「コニカⅢ」のカメラ修理を行っています。
1956年発売のレンジファインダー搭載のレンズシャッター機です。
巻上を特徴的なフロントレバーで行います。
よく整備された個体だと巻上も非常に軽快で
リズミカルにダブルストロークさせるのが病みつきになるカメラです。
この「Ⅲ」からセルフコッキングにもなり
シャッターチャージ、巻上がダブルストロークの巻上で
同時に行えるようになりました。
やはりセルフコッキング化されると
一気に操作性が現代的になりますね。
「Ⅲ」にもいくつかバリエーションがありますが
今回お預かりしているのはシャッタースピード設定が
ライトバリュー方式になった「L1」と呼ばれるモデルです。
それに伴って搭載シャッターユニットもセイコーシャMXLになっています。
レンズは変わらずヘキサノン48mmF2です。
ライトバリュー方式の露出設定は今となっては
少し慣れが必要ですがうまく使うと便利なシチュエーションもあると思います。

お預かりしている「コニカⅢ L-1」は
シャッターが全開に開いたまま固着してしまっています。
閉じたまま固着というパターンは多いのですが
開いたまま固着というのは少し珍しいですね。
ただ開いたまま固着ということは単なる羽根粘りでの固着ではなく
羽根駆動部に問題があるような気もします。
絞り羽根側に粘りがほとんど見られないのも
羽根粘りではないと思わせます。
余談ですが最近変な状態のカメラをよく見ることもあって
「そもそも羽根がない」なんてことはないだろうな…なんて
ついつい疑ってしまいます(苦笑)
結論から先に行っておくと無事に羽根はありました。
やはり駆動部の動作不良、部品変形による固着です。
ちょっと修理にはそれなりに苦労しそうな感じです。

最初にとりあえずはシャッターの現状を確認しようと思い
前面からアプローチし状態を確認している段階です。
まずはシャッターが普通に動作する状態にすることから
取り掛かろうと思います。
それに目処が立ったところで分解を進めて巻上の整備調整
レンズ・ファインダー清掃、距離計の調整等々
一通りの整備を行っていきます。

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