今日は「徒歩の日」だそうですよ。
「と(10)four(4)」(徒歩)の語呂合わせからだそうです。
歩くことはやはり生活の基本ですね
私は以前の病気のリハビリもかねて
できるかがり毎晩、ある程度のウォーキングを行っていますが
やはり効果はかなりあると思っています。
リハビリという側面もあるから
通常の方とは異なる部分もありますが
3日、ウォーキングをさぼると明らかに
歩きにくさをわずかに感じますし
毎日行っていれば糖尿病の対策にもなるし
身体全体の調子も明らかに良くなります。
適度な運動と質の良い睡眠はやはり大事ですね。
ただし、だらだら散歩気分で歩いていても
全く効果がないので
気合を入れてテンポBPM130~135で
ちょうど合うようにペースを上げて歩きます。
少し息が上がるくらいが有酸素運動にもなって
ちょうどよいような気もします。
これがしっかりできるうちはまだ何とか大丈夫かな…
さてさて
本日は「コニカⅢ」のカメラ修理を行っています。
コニカブランド初のカメラである「Ⅰ」からの
流れを汲むカメラで
1956年発売のカメラです。
その名の通り3代目に当たりこの「Ⅲ」から
セルフコッキングも搭載され
使い方にあまりややこしい部分がなくなりました。
巻上はレンズ鏡胴からのレバーで行い
2回巻上です。よく整備された「Ⅲ」は
巻上も軽く非常に楽しく撮影が行えます。
シャッターはモデルや生産時期によってユニットが異なりますが
いずれもB・1s~1/500をカバーします。
レンズは写りの評価の高いヘキサノン48mmF2です。
お預かりしている「Ⅲ」はいわゆる「L1」呼ばれるモデルで
露出設定はライトバリューに対応しています。
ここはちょっと好みが分かれるかもしれませんが
使い慣れると通常のものとかわりなく使用できると思います。
シャッターユニットはセイコーシャMXLです。
他のカメラにも多く搭載されている高級シャッターユニットです。
で、そのシャッターがレリーズしても全く動きません。
この類のレンズシャッター機定番の羽根固着です。
当然ながらこれだけシャッター羽根が固着していると
絞り羽根も動きに粘りがあります。
機械制御オート(SS優先)搭載機とは異なり
絞りはリングからの入力がほぼそのまま羽根に伝わるので
絞り羽根が粘って状態で動作しえていると羽根の脱落や破損に繋がります。
今回は絞り羽根自体には大きな問題はなさそうです。
まずは羽根固着しているシャッターユニットの整備から行います。
これからユニットの分解を行い
入念な羽根洗浄と組みなおしを行います。
その際に駆動部やスローガバナー等の清掃整備も行います。
組みなおす際にはレンズ清掃を行い
そのあとで巻上やファインダーの整備調整を行います。
シンプルでよくできた精密機械だと思います。
各部の動きを楽しみながら1枚1枚撮るのが非常に楽しいカメラです。
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