ニコンFM2のカメラ修理

今日は「やまなし桃の日」だそうですよ。
山梨県果樹園芸会が制定した記念日で
「百」を「もも」と読むことから
1年で百の倍数の200日目に当たるこの日を記念日としたそうです。
ちょうど桃の出荷のピークになる頃ですね。
甘くてジューシーな桃は
毎年この季節必ず食べたくなってしまいます。
こっち(関東)に住んでいると
スーパーとかで見かける桃は山梨産のものが
圧倒的に多いですね。
私の故郷、広島だと桃は岡山産のものが
スーパーとかに並ぶのですよ。
近いからでしょうけどこの辺も地域差があって
面白いですね。
いずれにしても美味しい桃の季節です。
そろそろ価格も少しこなれてきてるかな…
帰りにスーパーに寄ってとりあえず一個買って帰ります!
あ、合わせるのはキリっと冷やした
辛口の白ワインが良いと思います。

さてさて

本日は「ニコンFM2」のカメラ修理を行っています。
1982年発売のカメラです。
従来の「FM」を基本とし新シャッターユニットで
幕速を上げSS最高速を1/4000、シンクロ同調速度が
1/200となったカメラです。
どちらもフォーカルプレーンシャッターとして
当時の世界最速です。
現在よく見かけるのはFM2の2年後に発売された
NewFM2で「FM2」は2年ほどの発売期間だったため
意外と見かけることが少ないような気がします。
それでもヒットモデルなので現存数は多いと思います。

お預かりしている「FM2」は後幕の動きが非常に悪く
シャッターを切ると後幕が完全に走り切らず
ミラーアップしたままになったり
巻上ロックが解除されず巻上不能となってしまいます。
おそらくシャッター羽根に汚れか何か付着しているものと思われます。
もともと非常に薄いチタン製のシャッタ-羽根に
肉抜き加工をして軽量化し速い幕速を実現しているのですが
それゆえにシャッター羽根及びその駆動部は非常にデリケートです。
整備の際の扱いにも細心の注意が必要です。

まだ現状確認をいろいろ行っただけで取り掛かり始めです。
他の同ランクの機種に比べれば内部モルトは少ないのですが
それでもシャッターユニット周りにそれなりに使われていて
やはり劣化が進んでボロボロになっています。
そのモルト屑もトラブルを引き起こす要因となるので
シャッターユニット整備の際に交換を行っていきます。
機械的駆動部はシャッターユニット以外はほぼ「FM」なのですが
露出計制御周りは機能的には変わりませんが
フレキ採用となって少々様子が変わっています。
「FM」もそうですがこのLEDの見た目はシンプルな露出計が
意外とデリケートで制御系に誤った扱いをすると
あっという間に壊れて修理不能となってしまいます。
分解整備時にはここも非常に神経を使う部分です。
シンプルな機能性とは反対に整備するうえでは
なかなか気を遣うカメラなので
集中して丁寧に整備を行っていきます。

↓ をクリックすると「東京フィルムカメラ修理工房」のホームに戻ります。