日別アーカイブ: 2018年7月9日

ペンタックスMXのカメラ修理

今日、7月9日は「ジェットコースターの日」だそうですよ。
うーん、小学生くらいの頃は大嫌いで
それからすごく好きになって20歳前後の頃は
遊園地に行くと何度も何度も乗るようになって。。。
今は。。。あまり乗りたくないかなぁ(笑)
もういい歳なので無駄に心臓に負担をかけないほうがいいかな。。。(笑)
でも今の絶叫マシンは昔よりずっとすごそうですね。
ちょっとだけ乗ってみたい気も。。。(笑)

さてさて

本日はペンタックスMXのカメラ修理を行っています。
昨日のブログのMEスーパーと同じく
ペンタックスMシリーズの一員で
Mシリーズの最初に発売されたカメラでもあります。
しかしながらこのMXのみが機械制御シャッターで且つ
布幕横走りシャッターでもあるのですね。
明らかに他のMシリーズとは根本的に異なるカメラです。
シリーズとして軽量コンパクトなモデルが並ぶ
MシリーズですがこのMXも当時の一眼レフの中では
相当にコンパクトにまとめられています。
オリンパスOM-1に対抗しているのは明らかで
OM-1と同様にシャッターリボンは
帯ではなく紐状のリボンが使われています。

お預かりしているMXは頻繁にミラーアップしたままになります。
これは昨日のブログのMEスーパーとは違って
シャッター幕がキレイに走りきらず
ミラーダウンレバーを十分に押せないことによるミラーアップです。
シャッター幕の動きが悪いわけですから
当然、高速シャッターでは露光ムラがあり且つ不安定です。
他、セイフタイマー不調やフィルムカウンターの動作不良もありますが
これからはどうやら部品の組間違いが原因のようです。
過去、分解されたことがある個体のようです。

シャッター周り、ミラー駆動部を始め
各動作部の整備を行いました。現在はスムーズに動作しています。
いつものことですが動きが安定するまで少し時間をおいて
最終調整を行って完成です。

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