今日は「ボウリングの日」だそうですよ。
中学生くらいから二十歳すぎくらいまでは
やたらとボウリング場に行ってましたねぇ~
3人くらい集まるとすぐに「ボウリング行こう!」って感じでした。
それから、うちはじいさんがやたらとボウリングが上手かったので
子供の頃にもよく連れて行ってもらったなぁ。。。
私が大人になって
既に晩年でしたが、じいさんの足腰が
まだ何とか大丈夫な頃に
何度か一緒にボウリングにも行ったなぁ。。。
世代的なこともあるのだと思いますが
ボウリングって結構色んな思い出あるかも。。。(笑)
ヒサビサに昔を思い出してちょっと投げてみたいなぁ。。。
多分ボロボロなスコアなのでしょうが。。。
さてさて
本日は「オリンパスOM-1」のカメラ修理を行っています。
うん、やっぱり今月もOM-1多いですね!
単純に小さいことだけが人気の要因であれば
1980年代の電子制御シャッター機を探せば
他にもいろいろあるはずなのですが
やはりOM-1が人気なのは
その使い心地や質感だったりするのかな。。。とも思います。
機械制御シャッター機で修理・整備が行いやすいというのも
人気の理由の中にあるかもしれませんが
修理する側の立場で言えば
OM-1は確かに修理不能なものは少ないですが
この時代にこの大きさを実現するために
非常に独自性の高い構造というか工夫が凝らしてあります。
そのため、やはり幾分、華奢な部分はありますし
トラブルが発生するといろいろと厄介な部分も結構あります。
たまにですが、修理に何日もつきっきりになるOM-1も
ありますのでなかなか油断できないカメラです。
今回、お預かりしているOM-1は
まずは定番のプリズム腐食です。
これも何度も書いていますが
プリズムの一部に貼られているモルトの腐食により
プリズムの蒸着まで剥がれてしまうことが原因です。
モルトの劣化・腐食は環境によっても左右されるので
モルトが当時のままでも稀にプリズムが何とか無事な場合もありますが
大抵の場合がモルト交換が行われていないと
まず間違いなくプリズムは腐食してしまっています。
今回も上カバーを外すと
粘着質になったモルトがべったりプリズムにこびりついていました。
ちょっとわかりにくいですが写真にも腐食部分が写っていますね。
露出計やシャッターもとりあえずは動いているものの
どちらも精度が出ているとは言えないレベルなので
稼動部分の清掃・調整等々、
各部点検整備一式を行います。
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