ニコンF2フォトミックのカメラ修理

今日は大した記念日がないなぁ。。。と調べていたら
1978年2月25日に「未知との遭遇」が
日本で公開されていますね!
これを読んで「懐かしい!」と思った人のほとんどが
私より上の世代かとは思います。
私、これ観ているはずなのですが。。。
全く内容が思い出せません。。。(笑)
社会現象にまでなった、このタイプのSF映画の
草分け的存在です。
今でもDVDか何かで観られるのかな。。。

さてさて

本日は「ニコンF2フォトミック」のカメラ修理を行っています。
F2に露出計内蔵ファインダーを装備したモデルですね。
Fにも同様の「フォトミックファインダー」が存在しますが
F2のフォトミックは電池室をボディ側に移動させ
少しファインダー部がコンパクトになりました。
とはいえ、かなり迫力のあるルックスに変わりはございませんが。。。
露出計の搭載もさることながら
フォトミックファインダーを装着すると
ファインダー内で現在のSSや絞り値が確認できます。
これはやはり便利ですよね。
これだけのためにあえてフォトミックファインダーを使うという方も多いようです。

フォトミックファインダーには細かな仕様の違いで
5種類存在するのですが
今回、お預かりしているのは初代のフォトミックです。
露出計そのものは動作していますが
摺動抵抗の汚れのせいか少々不安定です。
ボディ側は巻上に油切れの兆候が見られ
高速シャッターで露光ムラが見受けられます。
今回は全体の点検整備一式ということでお預かりしています。

ブラックのフォトミックは無骨な感じですが
何とも迫力があっていいですよね。
これから本格的に分解整備に取り掛かります。
今回は付属する50mmレンズにカビがかなり見受けられるので
そちらの清掃も行います。

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