広島カープ優勝おめでとう!!!!
新井さんが引退を発表してから
なんだか勢いが一気になくなったような気がしていたのですが
とりあえず無事に地元で決まってよかったです!
昨日は広島市内は本当にお祭り騒ぎだったみたいですね~
昨夜だけでも広島市内で雰囲気だけでも楽しみたかったです(笑)
さぁ、次は悲願の日本一に向けてがんばってください!
西武との対戦となれば忘れもしない1986年。。。
3連勝で王手をかけた後のまさかの4連敗。。。
あのときのリベンジを是非!!!
さてさて
本日は「オリンパスペンEED」のカメラ修理を行っています。
ペンシリーズの中でもちょっと異色の1台だと思います。
EEシリーズですから、当然、露出はプログラムAEで行います。
しかも「D」ですからデラックスバージョンの32mmF1.7です。
他のペンと明らかに異なるのは
そのデザインだと思います。
他のペンシリーズは基本的に丸みを帯びたデザインなのですが
このEEDだけは直線的なデザインです。
大きさもペンとしては少々大柄です。
しかしながらこのしっかりした四角いボディのおかげで
撮影時のホールディングは非常に良好です。
F1.7のレンズの本領を発揮する低輝度の撮影では
手ブレ防止にかなり効果があると思います。
シャッターはメカニカル制御ですが
オート時に光量が足りないとオリンパスお得意の赤ベロが出て
シャッターはロックされます。
発売は1967年、当時の価格は16,500円
これはこの時代の大卒初任給とほぼ同じなので
決してお安いカメラではありません。
カメラそのものがまだまだ高級品だった時代のものですね。
お預かりしているEEDはシャッターがロックした状態で
固着しています。赤ベロも出っ放しです。
当然、巻上もできない状況です。
露出計が動作していないことが直接の原因だとは思われます。
加えてセルフタイマーのロックが効かない状態です。
赤ベロが出っ放しなのはそのためですね。
まだ現状チェックを行っただけで
これから本格的に分解整備に取り掛かります。
最初にペンEEDを見たときには
他のペンシリーズとは異なるデザインに
少々違和感を覚えた記憶がありますが
これはこれで当時でいう先進的デザインで良いと思います。
どちらかというとデザインは35シリーズに近いのですね。
そう考えると結構納得なデザインのような気がします。
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