今日は「苗字制定記念日」だそうです。
「苗字」って今はあまり使われないですよね。
「名字」のほうが目にすることが多いと思います。
どちらも正しいのですが由来が少々異なるようです。
長くなるのでここではその説明は割愛しますが
私の名字は「迫田(さこだ)」です。
関東ではあまりいないのですね。
調べてみたところ鹿児島、熊本、
私の生まれ故郷、広島では
比較的よくある名字のようです。
(それでも少ないほうですが。。。)
昔からよく「追田」だと勘違いされるのですね。
こっち(関東)に来てからは特に多いです(苦笑)
不思議なのはメールでも間違われるのですが
いや、「追田」じゃ変換で出てこないし
「さこだ」で変換すれば何番目かに「迫田」って出てきますよ(汗)
ちなみに「迫田」の由来は細く迫った谷だとか細い谷から
きているのだそうです。(最近知った(笑))
さてさて
本日は「キヤノンAE-1プログラム」のカメラ修理を行っています。
1981年発売開始のカメラです。
「Aシリーズ」の基本となった「AE-1」の後継機ですが
モデル名からわかるように
従来のシャッタースピード優先AEに加えて
プログラム露出が搭載されました。
基本的な機械動作部分「Aシリーズ」は全機種
「AE-1」とほぼ同じですが
電子制御部分はAE-1に比べると格段に進歩しています。
ファインダー内露出計表示も指針式から
LED表示になり内部からはついに連動糸が姿を消しました。
電子化進めば進むほど
メンテナンス的には難しくなっていくのですが
このAE-1プログラムあたりまでなら何とか可能といったところです。
とはいえ何か変わったことのあったときのために
部品取用固体の確保は必須です。
お預かりしているAE-1プログラムは
かなり長い間使われずに仕舞いこまれていた個体のようです。
お決まりのシャッター鳴きは当然のように発症していて
巻上時にも油切れによる異音が確認できます。
シャッタースピードは幕軸の動きが悪いため
精度は出ておらず
露出計及びオートは4段以上オーバーを示します。
さらに問題なのは露出モードに関わらず
F8~F22のインジケーターが点灯しません。
実際にオートの制御はされているようですが
ファインダー表示に出てこない状態です。
うーん、これはなかなか厄介な状況です。
場合によっては修理は難しいかもしれません。
この時代のカメラらしくぎっしりと電子基板で
埋め尽くされています。
まだ取り掛かったばかりですが
考えられる部分から原因を探りつつ
並行して各部点検整備一式を行います。
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