ミノルタSR-2のカメラ修理

2016年のこの日(3/26)に
北海道新幹線(新青森-新函館北斗間)が開通したのですね。
つい最近の話だと思っていたら
もう丸4年が経つのですね。。。
本当に時の流れは速いですなぁ。。。(汗)
北海道か。。。一度は行ってみたいな。。。
実は以外に行ったことないところたくさんあって
関東の中でも北関東は足を踏み入れたことなくて
北陸・東北も行ったことないのですよねぇ。。。
なかなか何か具体的な理由付けしないと
これから行くチャンスも少ないかもしれません(汗)
まぁ、それももう少しまともに
歩けるようにならないと話にならないな。。。(苦笑)

さてさて

本日は「ミノルタSR-2」のカメラ修理を行っています。
記念すべきミノルタ初の一眼レフカメラです。
1958年の発売ですね。
翌59年には普及機にあたる「SR-1」も発売されます。
ちょっと感覚的にわかりにくいのですが
先に出たのがSR-2で当時のフラッグシップもSR-2です。
当時は数字が大きいほうが上位モデルという考え方も
多かったようですね。
言われてみれば。。。ミノルタは「α」になっても
7000より9000、7より9が上位だったりしてますね。
でも「1」と「2」だと「1」が上位に感じてしまいますよねぇ
まぁ今となってはどちらでも良いのですが。。。
何にしてもSR-2はミノルタにとって
特別なカメラであることに
間違いはないと思います。
私のじいさんもニコンFを買う前に一時期
SR-2を使っていてそれは私が引き継いでいますが
ミノルタらしい使い心地の良いカメラです。

お預かりしているSR-2は
ずいぶん長い間仕舞い込まれていたものだと思われます。
何とかシャッターは切れますが巻上は重く
シャッタースピードの精度は全く出ていません。
シャッター幕の状態が少々心配でしたが
そこは硬化もなく問題ないようです。
ただ、初期のSR-2には不思議と多いのですが
ファインダー視野内中央横方向に
プリズムの剥離による黒い帯が見えてしまっています。
これはプリズム交換で対応します。
セットされてたレンズはSR-2本体よりは後の世代の
MCロッコールPF55mmF1.7ですが
絞り羽根が粘っていて
開くときも閉じるときも非常にゆっくりとしか動きません。
レンズにもかなりカビがあるので
こちらも清掃整備していきます。

まだ取り掛かったばかりですが
とにかく動くところはすべて清掃して
必要に応じて注油を行います。
他、ファインダー部等のカビ取り清掃を行い
一通りの整備を行ったうえで各部の調整を行っていきます。
基本的には非常に頑丈なカメラです。
しっかり整備を行えばまだまだ快適に使えると思います。

初期のSRシリーズのちょっと丸っこいデザインは
レトロな感じがして眺めていても楽しいですね。
個人的にも好きなカメラの一つです。

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