ミノルタユニオマットのカメラ修理

今日は「小学校開校の日」の日だそうですよ
1869(明治2)年のこの日に京都市に
日本最初の近代小学校「上京第二十七番組小学校」と
「下京第十四番組小学校」が開校したのだそうです。
小学校の頃。。。といえば。。。
今朝ツイッターでたまたま見かけたのですが
私が小学校の頃、休み時間にみんな夢中になって
やっていた「ろくむし」が
広島限定の遊びらしいと聞いて軽くショックです(笑)
「12むし」なんてものもあって(ほぼ同じ6往復が12往復になる)
「ではいりあり・なし」、「はりつけあり・なし」なんて
そのときそのときで決めるルールもあって
ある程度、人数がいるとすごく楽しいのですが。。。
あ。。。「ろくむし」ここがわかりやすいかも。。。

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興味のある方はぜひ!(笑)
そういえば同じように小学生のころよく遊んだ
「ケイドロ」や「ポコペン」は全国版なんですよねぇ~(汗)
そんな遊び思い出してたらキリがないな。。。(笑)

さてさて

本日は「ミノルタユニオマット」のカメラ修理を行っています。
「ユニオマットシリーズ」の発売開始は
1960年で翌年の年末には初代ハイマチックが発売されます。
ユニオマットも初代ハイマチックと同じく
プログラムシャッターを装備しますが
露出決定の方法は多少異なり
ユニオマットの場合は露出計の針の振れは
明るさのみで決定され絞り・SSとは連動していいません。
そこへSS・絞りと機械的に連動している
追針を重ねることによって露出を決定します。
昨日のコニカSやミノルチナSのように
SS・絞りと電気的に連動して
露出計指針を真ん中に合わせるタイプに比べると
摺動抵抗等のトラブルもなく今となっては合理的です。
ユニオマットはシャッター羽根が絞りを兼ねるタイプの
プログラムシャッターのため絞りとの組み合わせは
選べません。
それもあると思いますが絞り・SS兼用リングで
LV値を合わせる方法です。
でもこのシチズンオプチパーユニというシャッタユニットは
なかなか高性能で最高速は1/1000まであり
LVリングの裏側に刻印されているSS値も1/1000まであります。
当時のフィルム感度はせいぜい100なので
その1/1000を発揮しる場面は少なかったかもしれませんが
現在は400のネガが主流ですから出番は多いかもしれません。
(ちなみに後の初代ハイマチックの最高速は1/500です)

お預かりしているユニオマットは
セレン式露出計が全く作動していません。
セレンが劣化であれば部品取り個体から
探して来るしかないのですが
しっかり起電してくれるユニオマットのセレンは
なかなか見つからないのですよねぇ。。。と思いながら
まずはセレンのチェックを行っていると。。。
セレン背面の接触版を磨いたら露出計が動き始めました。
精度は少しオーバー気味ですが
それほど大きな問題にならないほどの起電量はありそうです。
ちょっと胸をなでおろしました(笑)

上カバーのセレン電池周りだけを先に整備しました。
室内の蛍光灯でもある程度露出計が触れているのがわかります。
もちろん問題はこれだけでなく
レンズにはかなりのカビ、ファインダーは相当曇っており
二重像も満足に見えません。
シャッター羽根にも若干の粘りがあるので
シャッタユニットの整備も必要です。
まだセレン周りをいじっただけなので
これから本格的に分解整備に取り掛かります。
LV値でパッと合わせられるから
光をLV値である程度、判断できるようになると
露出計にも頼らう素早く撮れるカメラです。
(例えばこの季節の良く晴れた日の日中日向であればLV14か15)
使い心地もなかなかで個人的も好きなカメラのひとつです。

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