今日は「菜っ葉の日」だそうですよ。
「な(7)っ(2)ぱ(8)」(菜っ葉)と読む
語呂合わせからだそうです。
「菜っ葉」とは野菜の葉、
または葉の部分を食用とする野菜のことを意味します。
キャベツ、白菜、ほうれん草、小松菜、チンゲン菜
水菜、レタス、ネギ、ニラ…
さらにはタマネギ、ニンニクも仲間に入るのですね。
ひとり暮らしだとなかなか効率的に摂れないのですよねぇ(苦笑)
個人的な話ですが
うちの実家で「菜っ葉」といえば
「広島菜のお漬物」のことを指していました
食卓の隅に必ずおいてある定番のおかずです。
白飯に広島菜の漬物は本当に合うのです!ご飯大量に食べられます!
こちらに住んでいると「広島菜」の入手は難しいので
普段は「野沢菜のお漬物」で代用しています。
野沢菜も負けじと美味しいですよねぇ…
朝飯はこれ+1品で大量のお米を食べて仕事に向かうことが多いです。
ただ栄養的には漬物じゃなくて
生や茹でた葉物野菜を摂るべきでしょうねぇ
そうなると少しハードルが上がります…
何事もバランスが大事ですね!
さてさて
本日は「オリンパスペンF」のカメラ修理を行っています。
ペンFも非常に修理依頼の多いカメラです。
他に似たカメラのない孤高のハーフ判一眼レフですね。
従来の一眼レフを単にハーフ判にしたわけではなく
ハーフ判ならではの特徴を生かすために
実にオリンパスらしい独自性の非常に強いカメラです。
シャッター、ミラー駆動部、ファインダー
それぞれ他のカメラではあまりお目にかからない構造で
作られています。
外観もその構造のため一眼レフなのに
ペンタプリズム部の出っ張りもなく
レンズは巻き戻し側にオフセットされた独特のデザインです。
見た目も中身も他のカメラにはない特徴があり
それだけでも非常に魅力的なカメラだと思います。
現存台数の多いのは最初に出た「ペンF」と
露出計内臓でシングルストロークの「ペンFT」ですが
現在となってはよりシンプルで整備面でも心配の少ない
「ペンF」のほうが魅力的かな…と個人的には思います。
もちろん好みの問題でどちらも魅力的ですが…
お預かりしている「ペンF」はレンズを付けると
シャッターが切れないというトラブルを起こしています。
正確に言うと全く切れないわけではなく
レリーズした数十秒後に突然、パシャッと切れるといった感じです。
レンズを外すと普通にシャッターは切れます。
レンズを付けると…ということは
レンズ側の絞り込みレバーが重いのか
そこに連動するボディ側の絞り込みレバーが動きが悪いのか
どちらかと思われますがレンズ側の絞り込みレバーは
非常にスムーズに粘りもなく絞り込めるので
やはりボディ側に問題があるようです。
絞り込みレバー駆動部とそれに関連するミラー駆動部の
動作不良が原因だと思われます。
ペンF系でよくあるミラーアップもそうですが
ミラー駆動部にトラブルが多いのはペンFの特徴ともいえます。
もちろん現行モデルだったころは何の問題もなかったと思われますが
さすがに登場して60年が経過するカメラです。
機械的な動きは使いっぱなしで未整備だと
さすがにいろいろな動作不良が出て当然かと思われます。
造りは独特でデリケートな部分も多いカメラですが
整備性自体は非常に良好です。
ただしファインダー清掃だけ行いたいと思っても
結構な部分まで分解が必要で
さらに組み立て時にそれなりに調整も必要となります。
慣れてしまえばそれもさほど手間ではないのですが…
画像はまだ取り掛かり始めですが
これからシャッターユニット、ミラー駆動部等の
整備調整を行っていきます。
もちろん並行してファインダー清掃も行います。
↓ をクリックすると「東京フィルムカメラ修理工房」のホームに戻ります。