今日は語呂合わせでわかりやすく
「肉の日」ですね。
毎月29日を「肉の日」として
都道府県食肉消費者対策協議会が制定していて
同協議会は2月9日を「肉の日」に制定していないのですが
一般的に2月9日も「肉の日」となっているそうです。
また、全国食肉事業協同組合連合会(全肉連)では
2月9日と毎月29日を「肉の日」または「お肉の日」として
キャンペーンを実施しているそうです。
「肉」といえばやはり「牛肉」をイメージしてしまいますが
豚や鶏、魚…どのお肉も美味しいですよねぇ
そういえば昨年年末に焼肉行って以来
今年はまだ焼肉屋さんにも行ってないですね…
昔ほど大量に食べることはできなくなりましたが
たまにはがっつり焼肉も味わいたいものです。
で、焼肉にはやっぱり苦みの効いたビールですよねぇ…
なんであんなに合うんでしょうね。
普段は思いっきりビールを流し込むなんて飲み方はしないのに
焼肉だと一気に飲み干したくなってしまいます。
で、後で後悔すると…(苦笑)
食べるのも飲むのもほどほどにしないといけませんね。
さてさて
本日は「ミノルタSR-T101」のカメラ修理を行っています。
SR-TスーパーやSR505/101を含む
SR-T系のカメラはコンスタントに修理依頼のあるカメラですが
今回は少しヒサビサのような気がします。
「SR-T101」は1966年発売のカメラで
ミノルタ初のTTL測光方式を採用した一眼レフカメラです。
同時にミノルタ初の開放測光対応機種でもあります。
開放測光に対応するためにTTL露出計に絞り値が連動する
MCロッコールレンズ群も発売されています。
使いやすく丈夫なカメラで当時も大ヒット作となりました。
基本設計に優れたカメラで後に登場する
「SRTスーパー」や「SR505/101」も基本的な内部構造は同一です。
「SR-T101」自体も7年に渡って生産されるロングセラー機となりました。
そのおかげもあり現存する個体数も多く
現在でも見かけることの多いカメラです。
シャッターや巻上は基本的に丈夫にできていて
精度云々はともかくとしても
未整備でもシャッターは動作する個体が多いかと思います。
しかしながらさすがに本来の使用感や精度の出ている個体は
当然ながら少なく何らかの整備が必要になってくるカメラでもあります。
お預かりしている「SR-T101」は
ご依頼者さまが新品で手に入れて以来
ずっと頻度はともかくとしても使い続けられている個体です。
50年以上同じものを大切に使い続けるのは
本当にステキなことですね。
元々丈夫なカメラなのでシャッターは動作していますが
さすがに油切れや積年の内部の汚れの影響もあり
高速シャッターの精度は出ていません。
1/1000はほぼ開かないような状態になっています。
幕軸の動作不良が原因と思われますので
幕軸の清掃整備を行った上で調整が必要です。
接点等にも劣化が多少見られ
露出計も少々不安定な動きを見せています。
モルトはさすがに全滅です。
それでもコンディションとしては悪くない状態です。
しっかり整備の上で調整を行えば
当時に近い動きを取り戻せると思います。
まだ取り掛かり始めの状態です。
SR-T系といえばやはり連動糸ですね。
分解時にある程度糸の取り外しや段取りが必要で
ここを知らずに安易に分解すると糸を切ってしまいますが
慣れてしまえば難しいことはありません。
よく考えられた構造で整備性も非常に良好です。
ファインダー周辺を中心に内部モルトも多く使われているので
そのあたりの整備も定期的に必要になってきます。
見られた光景ではありますが
ひとつひとつ慎重に作業を行っていきます。
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