今日は二十四節気でいうところの
「大暑」ですね。
「夏至」(6月21日頃)から約一ヵ月で
快晴が続き、気温が上がり続ける頃。
また、一年で最も夏の暑さが盛りを迎える頃なので
「大暑」とされています。
いやはや「大暑」にふさわしい酷暑が続いてますね。
仕事のある日はあまり外に出ない私ですら
ちょっと危険だと思うほどの暑さです。
皆さまも熱中症対策は万全に行ってください。
真冬とかで室内で寒いのはやたらと着こめば
なんとかなりますが
暑いのはある程度の対策以上は
どうしようもないですものねぇ…(苦笑)
真夏には熱中症の心配をして
真冬には血行不良の心配をする…
ほんと身体が衰えてくると心配事が増えて
イヤになってしまいます(苦笑)
さてさて
本日は「リコーフレックスⅦS」の
カメラ修理を行っています。
1955年発売のカメラです。
「Ⅲ」以降、大ヒット商品となった
回転式ピントギアを備えた
「リコーフレックス」と聞いて
一番に思い浮かべるイメージ通りのカメラです。
プレスボディで二眼レフとしては
かなり軽量に造られていて
シンプルな機能のため、
撮影の際に手間が多少かかりますが
理屈がわかっていれば非常にわかりやすく
使いやすいカメラです。
当時としては非常にお求めやすいため
大ヒットしたモデルでもありますが
現在になってみれば総金属製のボディは
それなりに質感も高くレトロなデザインも相まって
ルックス的にも非常に楽しめるカメラです。
現存数が多いこともあり
現在でも人気は高く
当店にもコンスタントに整備依頼のあるカメラです。
「ⅦS」にはリケンシャッター搭載のものと
シチズンシャッター搭載のものがありますが
今回お預かりしているものは
リケンシャッター搭載機です。
B・1/10・1/20・1/50・1/100・1/200のSS設定となっています。
「S」なのでセルフタイマー搭載となっています。
今回の「ⅦS」もやはりかなり長い間
眠っていた個体とみられます。
まずは定番のピントギアですが完全固着とまではいかないものの
かなり動きが重くさらに動きにムラがあります。
ファインダーやミラーの劣化やカビ曇りで
ほぼまともに見ることはできずレンズもかなり汚れています。
そしてシャッターは絞り羽根とともに油滲みが酷いうえに
錆がかなり発生していてもちろんまともに動作しない状況です。
とにかくすべての駆動部、光学系を
徹底的に清掃して整備調整を行っていきます。
画像は既に一通りの整備が完了した状態のものです。
各部の動きは非常にスムーズになり
シャッターも精度よく快調に動作するようになりました。
ビューレンズ・テイクレンズ、それぞれ光学系もクリアになり
外観もできる限りキレイに清掃を行いました。
これからも長く安心して使っていただける状態です。
ボディの脇に写っているのは絞り羽根一式ですが
ここだけはあまりにも錆が酷いので
中古良品のものと交換を行いました。
これから最終チェックを行って
問題なければ完成となります。
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