カテゴリー別アーカイブ: カメラ修理

キヤノネットQL17G-Ⅲのカメラ修理

今日は「ハンバーグの日」だそうですよ。
「ハ(8)ンバーグ(9)」と読む語呂合わせからです。
ハンバーグ美味しいですよねぇ~
たまに美味しいハンバーグを無性に食べたくなりますよねぇ
お店に行ってそれなりのお値段のモノを食べれば
文句なしに美味しいですよねぇ…
もう既に口がハンバーグになってきました(笑
私は外食の機会はかなり少なめなので
なかなか外で美味しいハンバーグを食べる機会はないのですが
スーパーで売っているレトルトのハンバーグや
あとは焼くだけの状態で売っているハンバーグも
十分以上に美味しいですよね!
本当は自分好みにひき肉から作ればいいのでしょうが
なかなかそんな時間は取れないので
出来合いのものには本当に助けられています
レトルトのものだけでもいろいろな種類があって
結構味が異なるのですよね。
最近ちょっとお気に入りのレトルトハンバーグがあって
たまに買っているので今日も帰りに買って帰って
明日の朝ご飯にでもいただきましょう!

さてさて

本日は「キヤノネットQL17G-Ⅲ」のカメラ修理を行っています。
1972年発売のカメラです。
1961年に発売された初代キヤノネットは
社会現象ともいえるほどの大ヒット作となり
キヤノネットはそこからモデルチェンジを繰り返しながら
キヤノンを代表するコンパクトカメラのシリーズとなりました。
そんなキャノネットの最終モデルとなるのが
今回の「G-Ⅲ」です。
初代と比べると時代も進み非常にコンパクトとなりました。
この時代のキャノンお得意のクイックローディングも搭載され
フィルム装填も非常に簡単にできます。
それでも基本的な大口径レンズ搭載で
シャッター速度優先オート搭載のレンジファインダー機といった
根幹の部分は初代と変わりません。
マニュアル露出も可能でいろいろな撮影に対応できますが
マニュアル時には露出計が使えないのも
初代からずっと同じ仕様です。
前モデルの「ニューキヤノネット」で一気に小型化され
「G-Ⅲ」は基本的にそのマイナーチェンジモデルといえます。
機能上の違いはLED式のバッテリーチェックが付いたことくらいです。

お預かりしている「G-Ⅲ」はシャッターは快調に動作しており
そこは問題ないのですが電池を入れても
露出計が全く動作しません。そのためもちろんオート露出もできません。
電池室をよく見ると端子に少し緑青も出ているので
過去に水銀電池を長らく入れっぱなしだった期間があるものと思われます。
接点や配線にダメージがあって通電しないモノと思われます。
加えてファインダーが真っ白に曇っています。
ファインダーを覗いてみると霧がかった…というよりは
濃霧の中にいるみたいにファインダーの先は全く見えません。
場合によってはハーフミラーの交換が必要かと思われます。

他に問題がないか現状を確認している段階です。
ファインダーは酷い状態ですが
レンズのコンディションはかなり良いほうです。
このカメラに多く見られる前玉のコーティング劣化もありません。
外装も非常にキレイで保管環境は良かったものと思われますが
さすがに使われなかった期間がかなり長いようで
機械的な駆動部に若干の油切れ等も見られます。
これから本格的に分解整備に取り掛かっていきます。

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キヤノンEXオートのカメラ修理

今日は「立秋」ですね。
暦の上では一応「秋」なのですね。
夏至から秋分のちょうど中間点にもなりますね。
暦の上ではこの頃から秋の気配が感じられ
秋風が吹き、「秋の気配が立つ日」という意味で
「立秋」と呼ばれます。
でも実際にはこの時期が暑さのピークですねぇ
来週にはお盆にもなるわけですが
私が子供の頃はお盆にもなると
日中の暑さは変わらなくとも朝晩は少し涼しい空気が
感じられたものですが
もはや今はまったくそんなことないですね。
9月半ばくらいまでは今と同じような暑さが続くような気がします。
若いときでさえ海や山に遊びに行くとき以外は
基本的に暑い夏は嫌いだったのですが
歳取った今となっては何一つ暑い夏には良いことが感じられません(笑
早く秋が来てそしてできるだけ長く秋が続いてほしいモノです…

さてさて

本日は「キヤノンEXオート」のカメラ修理を行っています。
フォーカルプレーンシャッターの一眼レフです。
この時代のキヤノン一眼レフの本流はいわゆる「Fシリーズ」
FLマウントからFDマウントに切り替わる時代です。
その「Fシリーズ」の基本的構造や技術を活用して
「Fシリーズ」とは別のシリーズとして発売されたのが
「EXシリーズ」です。
レンズ交換式の一眼レフではあるのですが
いわゆる「前玉交換式」でレンズの後玉ユニットは
ボディ側に固定されています。
そして「前玉ユニット」だけを交換できる方式になっています。
標準レンズは「EX50mmF1.8」です
交換レンズとして初代EXEEが発売された時に
35mmF3.5、90mmF3.5が当初用意され
EXオート発売時に125mmF3.5が追加されています。
「EXシリーズ」の目的としては
本流の「Fシリーズ」よりさらにお求めやすい価格で
シャッター速度優先オート装備の一眼レフを作り
エントリー層へのシェアを広げるためだったのかと思われます。
レンズシステムも独特ですが
操作系も少々独特で基本的にはシャッタスピード速度優先オートで
撮るためのカメラとなっています。
それでもマニュアル露出での撮影も可能になっていて
その場合は絞り設定をレンズ側ではなく
ボディ側巻き戻しクランク基部のオート切替ダイヤルに
併設された絞り設定ダイヤルで行います。
さらにファインダーも独特で珍しい空中像ファインダーを採用しています。
マット面を持たないのが特徴で
そのためにファインダーはほびお素通しで非常に明るいです。
ただしピント合わせは中央部のマイクロプリズムでしか行えません。
レンジファインダー機のファインダーに近い感じともいえます。
いろいろと他では見られない特徴の多いカメラです。
初代のEXEEは装着レンズの開放F値を手動で合わせる必要がありましたが
EXオートではその部分が自動化されています。
それ以外は細かいデザインに違いがあるもののほぼ共通です。

前置きが長くなりました。
お預かりしている「EXオート」は一応はシャッター動作しているものの
シャッターやミラーの駆動部に油切れの兆候があり
シャッターを切ると「ギャイン」といった感じの
ちょっとイヤな異音が混じっている状態です。
「Fシリーズ」でもよくある症状ですね。
もちろん精度は全く出ておらず
とりあえずは動作しているだけといった状態です。
電池室には古い水銀電池が入ったままになっていました。
その割には電池室は比較的キレイでしたが
やはり配線やハンダには電池からのガス等によるダメージがあり
接触不良を起こしてしまっています。
露出計は全く動かない状態です。

まだ取り掛かり始めの段階ですが
これからさらに分解を進めて機械的な整備と
露出計周りの修理整備を行っていきます。
画像中央に置いていあるのが前玉交換式レンズで
標準の50mmF1.8です。
その右側にあるのがボディ側と一体となる
後玉部です。レンズもカビだらけなので
こちらも合わせて清掃を行います。

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ミノルタハイマチック7のカメラ修理

今日は語呂合わせでわかりやすく
「橋の日・箸の日」ですね。
箸の持ち方は幼い頃に結構厳しく
じいさんから指導されたなぁ…
左利きであることはさほど厳しく直されなかったけど
(直そうとはされたのですが直らなかった(笑))
箸の持ち方は一時期、夕食のたびに
よく注意されていた記憶があります。
正確には今でも正しいのかどうかはよくわからないのですが
パッと見にはおかしくない持ち方で
食べているとは思います。
今となってはあの頃に厳しく注意されていてよかったですね
当時は鬱陶しくてイヤでしたが…(苦笑)
せっかく日本人に生まれてきているのだから
箸はできるだけキレイに使いこなしたいですね。
ひとり暮らしであまり他人と一緒に食べることがないと
ついつい横着してしまうことも多いのですが
食事の時くらいはお行儀よくいただきたいものです。

さてさて

本日は「ハイマチック7」のカメラ修理を行っています。
1963年発売の距離計搭載レンズシャッター機です。
ハイマチックとしては2代目のモデルとなります。
2代目なのに「7」なのは
初代ハイマチックのOEM製品アンスコオートセットが
マーキュリー・アトラス6号(コールサイン「フレンドシップ7」)に
搭載されて初めて宇宙に飛んだカメラなったことにちなみ
名称に「7」を採用したのだそうです。
以降のミノルタのカメラにおいて「7」のモデル名は
特別な意味を持つこととなり、
SR-7・X-7・X-700・α7000等々に引き継がれています。
セレン光電池連動でプログラムシャッター及び
プログラム露出専用機だった初代と比べると
「7」は露出計はCdSとなりプログラムオート露出は
引き継がれるもののマニュアル露出も可能となりました。
マニュアル時にも露出計の使用が可能なのも嬉しい部分です。
レンズは初代よりさらに大口径のロッコールPF45mmF1.8が
搭載されています。
デザインもかなり印象が変わりましたが
大きさは初代とあまり変わりません。
使いやすさ、いろいろな撮影に対応できる懐の深さにおいて
初代に比べると一気に進化したモデルです。

お預かりしている「ハイマチック7」は
まずはシャッターが全く切れません。
巻上もロックしたままです。
シャッターが切れないのはレンズシャッター機定番の
羽根汚れによる固着かと予想されます。
実際には羽根固着も確かにあってシャッターは不動でしたが
それ以前に巻上ロックがかなり強烈に固着してて
解除されない状態でそもそもシャッターチャージができない状態でした。
ピントリングは非常にスムーズに動いているものの
主にボディ下部の巻上関連機構があちこちで
固着や動作不良を起こしている状態でした。
電池室も電池が入れっぱなしで強烈に固着していて
蓋はビクとも開きません。
いずれにせよ、巻上周りシャッター機構の入念な整備清掃が
必要な状態です。

まだまだ取り掛かり始めの段階です。
緑青にまみれた電池室蓋が写っていますが
これを外すだけでもかなりの時間と手間を要しました。
画像にはありませんが中からは真っ黒になった上に
緑青に覆われた水銀電池がゴロンと出てきました。
いつも書きますがしまいこむ場合や
何か月も使用しない場合は電池は外しましょう…
整備性は非常に良好なカメラです。
これからさらに分解を進めて隅々まで清掃し
必要な整備を行っていきます。

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ニコンFMのカメラ修理

今日は「はちみつの日」だそうですよ。
「はち(8)みつ(3)」と読む語呂合わせからですね。
優しい甘さで美味しいですよねぇ
いろんなものにかけたり混ぜたりしていただきますが
私はプレーンヨーグルトにかけていただくことが多いです。
ヨーグルトの摂取は身体によいことばかりなのですが
プレーンそのままだとさすがに食べにくいので
はちみつをたっぷり…じゃなかった少しだけ(笑)かけていただきます。
(本当はたーっぷりかけたいのですが…)
はちみつは優しい甘さとはいえ糖度高いので
摂りすぎるとまたマズいですものねぇ…
ちなみに花の蜜ははちみつよりも糖濃度が低いそうです。
一般に花の蜜の糖度はミツバチが採集した段階で
40%未満だそうですが巣に持ち帰られた後で
水分の発散が行われる結果、はちみつの糖度は80%前後に上昇するのだそうです。
加えてはちみつにはリンが含まれまする。
コリンはミツバチの咽頭腺から分泌される
ロイヤルゼリーに含まれる物質です。
ロイヤルゼリーは女王バチの幼虫に与える食物で
女王バチが長寿で体も大きくなるのは栄養価の高い
ロイヤルゼリーのおかげなのだそうです。
はちみつ食べていれば大きく強くなれそうな気がしてきました(笑

さてさて

本日は「ニコンFM」のカメラ修理を行っています。
1977年発売のマニュアル露出専用機です。
前身のニコマートFT系の進化版と言えると思います。
キャッチフレーズは「コンパクト・ニコン」です。
そのキャッチフレーズ通り
前身のニコマートに比べるとかなりコンパクトなボディになりました。
オリンパスOM-1ほどの軽量コンパクトさではないですが
充分に使いやすいサイズだと思います。
ニコマート末期のFT3で既にAiレンズ対応とされていましたが
FMも当然ながらAiレンズ対応となります。
ただ、従来の非Aiレンズも装着はできるように
Ai連動爪は折りたたみ可能となっています。
もちろん絞り値の伝達はできないので
測光は絞り込み測光となります。
非Aiレンズと併用するには非常に便利ですが
爪の倒し忘れ・起こし忘れに注意が必要となります。
露出計はこの後、FM2にも引き継がれる
LED3灯式です。シンプルな表示が
FM2のキャラクターに似合っていますね。
この時期のニコンらしいシンプルで丈夫なカメラです。

お預かりしている「FM」は
巻上レバーは動くものの手ごたえがなくスカスカです。
フィルムの巻上もできずシャッターも切れない状態です。
FM/FE系でたまに見られるトラブルで
巻上完了時にレバーはバネの力で戻るものの
巻上軸がチャージ完了時点から戻らないために
起こる症状です。
単純な巻上軸周りの部品の粘りが原因であることも老いですが
今回は単純な粘りではなく
何らかのトラブルで巻上軸が引っかかったままになっているようです。
シャッターが切れないのでシャッター本体の動きや精度は
現時点では確認できませんが
露出計には大きな問題はなくある程度の精度も出ているようです。
FM系をお預かりするときには露出計の状態を
先にチェックするようにしています。
…というのもFM系のLED式露出計はLED制御部が回路のショート等で
トラブルを起こしていると修理不可能なためです。
そういう面では比較的修理対応の行いやすい指針式のほうが良いかもしれません。
余談ですが当時は指針式よりも物理的ショックに強い
LED式露出計ということで
指針式よりも評価が高い場合が多かった記憶があります。
どの面を重視するかで考え方が異なってきますね…

まだ現状を確認しただけの状態です。
まずは普通に巻上ができて
シャッターが切れる状態にしなくてはいけないので
巻上周りの分解、それにともなってミラーボックスの分離等から
取り掛かります。基盤も少なくて一見やりやすそうですが
意外とFMは分解に知識とコツが必要です。
単純にミラーボックス分離だけなら
電子制御機のFEのほうが簡単です。

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ヤシカエレクトロ35CCNのカメラ修理

今日は「おやつの日」だそうですよ。
「お・や(8)つ(2)」と読む語呂合わせからだそうです。
「おやつ」の元々の意味は
江戸時代、1日2食が一般的だった頃
「八つ時(やつどき)(午後2時から3時頃)」にとっていた
小腹を満たす間食のことなのだそうです。
やがて間食全般を「おやつ」と呼ぶようになりました。
「おやつ」といえばやはり「3時のおやつ」が
一番にイメージされますが1日3食食べて
正午前後にお昼とっていると「3時」はまだ早いですよね。
でも甘いものは別腹ですからいつでも食べたいのですが…(笑
私は甘党の上にお酒も飲む人なので
「おやつ」も意識してコントロールしないと
すぐに身体に悪影響が出てしまいます。
でも「おやつ」特に甘いものの「おやつ」は
やめられませんよねぇ…
普段はお店に閉じこもっているせいで
昼食も3時のおやつもとることはほとんどないのですが
寝る前に「甘いモノ」と「お酒」が入ってしまって
もっと悪いという…(苦笑)
ちょっとビターなチョコとスコッチのロックとか
優しい甘さの果物に辛口の白ワインとかたまらないのですよ…
でもほどほどにしておきます…確実に太りますし…(笑

さてさて

本日は「ヤシカエレクトロ35CCN」のカメラ修理を行っています。
1973年発売のカメラです。
1970年に発売された「CC」のマイナーチェンジ版ですが
機能的にもデザイン的にもほぼ変更点はありません。
外観としてはモデル刻印が「CCN」となったことと
全面に「WIDE」のプレートが付いたことくらいです。
エレクトロ35シリーズ中唯一の35mm広角レンズ搭載機です。
それもエレクトロ35の定義にしたがってF1.8の大口径です。
しっかりレンジファインダーも搭載しています。
35mmF1.8レンズなんて現在でも最高級スペックのレンズです。
当時は今以上に貴重な存在です。
ただし、この時代の大口径レンズ搭載機は
現在のように大口径ならではのボケを味わうレンズとかではなく
あくまで低輝度時になるべく速いSSを確保するためのものです。
まさにエレクトロのコンセプトである
「ろうそく1本の光でも写る」を実現するための大口径レンズです。
加えて「CC・CCN」の絞り羽根は2枚バネでかなり特殊な形状です。
開放であればまだしも少し絞った状態で
ボケ味を味わうとうなカメラではありません。
でもせっかく絞り優先オートでコントロールできるので
いろいろ試すのもおもしろいとは思います。
ちょっと惜しいのはSS最高速が1/250で
日中はなかなか開けにくいとかもしれません。

お預かりしている「CCN」は
ご依頼者様の自宅でかなり長い間眠っていた個体と思われます。
こういった場合、気になるのは電池が入れっぱなしに
なっていないかどうかというところですが
今回の「CCN」はキチンと電池は抜いてあったようです。
電池室に大きなダメージはありません。
ただ、バッテリ-チェックの赤ボタンが少し溶けたような状態になっていて
全く押せないような状態です。
もちろんバッテリーチェックの機能としては使えません。
電源は問題なく入るようで
シャッターの制御もされています。
ただシャッター羽根が少し粘り気味でオートが非常に不安定です。
オート制御が不安定というより羽根が粘っているために
SSが安定して出せないといった感じです。
エレクトロはコパルエレクの構造上
レンズシャッター機によくある羽根自体の油滲みで粘るというパターンは
ほとんどなくシャッター駆動部あるいはマグネット吸着不良で
動きがなばるというパターンがほとんどです。
いずれにしてもシャッターユニットの整備でしっかり改善できます。
あとはファインダーが随分汚れていて距離計二重像もズレています。

まだ現状の動きや問題箇所の確認を行っている段階です。
大体の洗い出しと対処の方向性が見えたので
これから本格的に分解整備に取り掛かります。
まずはシャッターユニット内の整備からです。
電子制御機は接点とマグネット吸着部がポイントなので
そのあたりを重点的に清掃整備していきます。

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ニコンF2のカメラ修理

今日は「蓄音機の日」だそうですよ。
1877(明治10)年のこの日に
発明家トーマス・エジソンが「蓄音機」の特許をとったとされていて
それが由来となった記念日です。
蓄音機はレコードから音を再生するために用いる装置のことで
英語では「phonograph」(フォノグラフ)と呼ばれます。
1857年にフランス人により音を記憶する装置として
「フォノトグラフ」が発明されます。
これは音を記憶する最古の装置で波形を記録しますが
当時はそれを音として再生する技術がなかったのだそうです。
その後、エジソンは音による空気の振動を針先から
回転するシリンダー軸に巻いた錫箔に刻んで録音し
この凹凸を針先で拾って音として再生する蓄音機を発明しました。
溝の深さが音の強さに応じて変化することを利用した技術です。
また、空気振動と針先の振動との間で
物理的に情報をやり取りするアイデアは
その後、LPレコードにまで受け継がれることとなります。
蓄音機まで古いモノはさすがに縁がないですが
いまだにレコードは持っていて再生環境も維持しています。
音質云々はともかくレコードをジャケットから出して
プレーヤーにセットして針を落とす一連の行為がまたいいのですよねぇ
ノイズが多少入るのも趣があっていいと思います。
(多すぎるのは困りますが…)
スプレー式のレコードクリーナーの匂いを嗅ぐと
何とも懐かしい気持ちになるのですよねぇ…

さてさて

今日は「ニコンF2」のカメラ修理を行っています。
伝説の一眼レフともいえる「F」の後継機です。
機械的構造こそ「F」の造りを引き継ぎますが
それぞれの部品のほとんどが新設計され
全く別のカメラに生まれ変わっています。
機能としては「F」の進化版ですが
両方使ってみるとよくわかりますが
「F」と「F2」の使い心地は確かに全く別のカメラです。
SS最高速は1/2000となり、その実現のために幕速も
横走り機としてはかなり速い設定となっています。
スロー側もセルフタイマーと連動して
最大10秒のスローシャッターを使うことができます。
機械的スペックも向上していますが
巻上レバーに指あてが付いたり
シャッターボタンの位置の改善
裏蓋開閉は丁番式、巻き戻しクランクは巻き戻し時に
一段上げて巻き戻せる等々
使い勝手が非常によくなっている点も目立ちます。
あらゆる意味で進化したモデルといっていいと思います。
それでも「F」は「F」で良さがあったりもしますが…

お預かりしている「F2」はアイレベルファインダー装備の
シルバーのモデルです。
外観は非常にキレイで大切に使われてきたことがわかります。
ただ、やはり近年はかなり長い間使われていなかったと思われ
各部の動きが悪い状況です。
シャッターは一応は動くのですが
ミラーの動きが悪くレリーズしてからミラーは明らかに
ゆっくりと上がっていきます。
そしてかなり高い頻度で上がりきる少し前で止まってしまい
そのままシャッターも切れずにフリーズしてしまいます。
レンズを付けていなければ
ミラーを少し押してやるとそのままシャッターは切れます。
シャッター自体も切れているとはいえ
先幕後幕の幕速バランスは大きく崩れていて
1/2000は開かず、他高速SSも精度は全く出ていません。
幕軸をしっかり清掃して動きをスムーズにした上での
調整が必要です。
巻上も少し重めでスムーズさに欠ける印象です。

まだ現状をチェックを行っただけでの状態です。
これから本格的に分解整備に取り掛かります。
「F2」ではフォトミックファインダーが
標準的に使われるようになり
そのためでんちしつにボディ側に存在しますが
今回の「F2」はずtっとアイレベルファインダーで
使われていたらしく電池室も非常にキレイなままです。
それでももちろんいつフォトミックファインダーが
付けられても問題ないように
SW類の接点清掃、配線やハンダのチェック、必要に応じて
配線交換、再ハンダを行っていきます。
機械的な整備をキチンと行った「F2」や「F」は
仮組立の段階でゆっくり巻き上げて動きを確認すると
精密な部品がきっちり噛み合って動作しているさまが
何とも気持ちがよく精度の高い機械であることを実感します。

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オリンパスペンFのカメラ修理

今日は「福神漬けの日」だそうですよ。
福神漬という縁起の良いの名前は
7種類の野菜を使用していることから七福神に由来します。
日付は「しち(7)ふ(2)く(9)」(七福)と読む
語呂合わせからだそうです。
福神漬けといえばやっぱりカレーですよねぇ…
最近、家でレトルトのカレーはたまに食べますが
外でカレー食べてないですねぇ…
あ、GWに地元のお店で食べたかな!
やはりお店で食べるカレーは美味しいんですよ
以前はココイチとかでも頻繁に食べていたのですが
最近は外食自体が滅多にないのでご無沙汰ですね…
汗が出るほどの少し辛いカレーをじっくり楽しみたいです!
で、付け合わせはっやっぱり福神漬けですよね
これもたっぷりいただいちゃいます。
昔みたいに真っ赤なのは最近みないですね…
何だかカレーの辛さと福神漬けの酸味が
夏バテ予防にもいいような気がします
そう思うとなおのこと食べたくなってきました
明日のお休み…どこかでカレー食べてきます!

さてさて

今日も「オリンパスペンF」のカメラ修理です。
昨日に続いてですが昨日とは別の個体で
ご依頼者様も別の方です。
たまたま2台連続になっただけですね。
滅多にこない機種が2台続くと
「めずらしいこともあるなぁ…」と思いますが
ペンFやOM-1あたりが2台続くのは
そもそもの依頼数が多いのでたまにありますね。
ペンFの機種としての特徴等は昨日も少し書いたので
ここでは割愛します。

今回、お預かりの「ペンF」もやはり典型的な
「ミラーアップしたまま固着」というパターンです。
ミラー駆動部自体もペンF独特の構造で
さらにチャージするバネも通常の一眼レフだと
普通の引張りバネなのですが
ペンFはねじりコイルバネなのです。
このあたりも年月が経過して使いっぱなしだと
動きが悪くなりやすい要因のような気もします。
加えて絞り連動レバー周りが構造上汚れ等が付着すると
粘りやすくこれもミラーアップの原因になります。

画像は分解途中でのものです。
ここからさらにシャッターユニットも分離していきます。
「ペンF」は何を行うにしても
最低限ミラーボックス及び前板の取り外しが必須ですが
ここを外すと先程少し触れたミラーチャージの
ねじりコイルばねのテンションが完全にゼロになります。
ここのテンションがミラー駆動の大元ですが
リリース時であっても「ある程度」のテンションが掛かっていないと
巻上チャージ時にミラー駆動力が足らずに
キチンとミラーを動かすことができません。
そのため再組み立て時にはバネにテンションを掛ける作業が必要です。
…といってもわかっていれば難しいことではないのですが…
テンションはかけすぎると巻上が重くなったり
最悪の場合コイルばねが切れる可能性があるので
テンション掛け過ぎは厳禁です。

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オリンパスペンFのカメラ修理

今日は「菜っ葉の日」だそうですよ。
「な(7)っ(2)ぱ(8)」(菜っ葉)と読む
語呂合わせからだそうです。
「菜っ葉」とは野菜の葉、
または葉の部分を食用とする野菜のことを意味します。
キャベツ、白菜、ほうれん草、小松菜、チンゲン菜
水菜、レタス、ネギ、ニラ…
さらにはタマネギ、ニンニクも仲間に入るのですね。
ひとり暮らしだとなかなか効率的に摂れないのですよねぇ(苦笑)
個人的な話ですが
うちの実家で「菜っ葉」といえば
「広島菜のお漬物」のことを指していました
食卓の隅に必ずおいてある定番のおかずです。
白飯に広島菜の漬物は本当に合うのです!ご飯大量に食べられます!
こちらに住んでいると「広島菜」の入手は難しいので
普段は「野沢菜のお漬物」で代用しています。
野沢菜も負けじと美味しいですよねぇ…
朝飯はこれ+1品で大量のお米を食べて仕事に向かうことが多いです。
ただ栄養的には漬物じゃなくて
生や茹でた葉物野菜を摂るべきでしょうねぇ
そうなると少しハードルが上がります…
何事もバランスが大事ですね!

さてさて

本日は「オリンパスペンF」のカメラ修理を行っています。
ペンFも非常に修理依頼の多いカメラです。
他に似たカメラのない孤高のハーフ判一眼レフですね。
従来の一眼レフを単にハーフ判にしたわけではなく
ハーフ判ならではの特徴を生かすために
実にオリンパスらしい独自性の非常に強いカメラです。
シャッター、ミラー駆動部、ファインダー
それぞれ他のカメラではあまりお目にかからない構造で
作られています。
外観もその構造のため一眼レフなのに
ペンタプリズム部の出っ張りもなく
レンズは巻き戻し側にオフセットされた独特のデザインです。
見た目も中身も他のカメラにはない特徴があり
それだけでも非常に魅力的なカメラだと思います。
現存台数の多いのは最初に出た「ペンF」と
露出計内臓でシングルストロークの「ペンFT」ですが
現在となってはよりシンプルで整備面でも心配の少ない
「ペンF」のほうが魅力的かな…と個人的には思います。
もちろん好みの問題でどちらも魅力的ですが…

お預かりしている「ペンF」はレンズを付けると
シャッターが切れないというトラブルを起こしています。
正確に言うと全く切れないわけではなく
レリーズした数十秒後に突然、パシャッと切れるといった感じです。
レンズを外すと普通にシャッターは切れます。
レンズを付けると…ということは
レンズ側の絞り込みレバーが重いのか
そこに連動するボディ側の絞り込みレバーが動きが悪いのか
どちらかと思われますがレンズ側の絞り込みレバーは
非常にスムーズに粘りもなく絞り込めるので
やはりボディ側に問題があるようです。
絞り込みレバー駆動部とそれに関連するミラー駆動部の
動作不良が原因だと思われます。
ペンF系でよくあるミラーアップもそうですが
ミラー駆動部にトラブルが多いのはペンFの特徴ともいえます。
もちろん現行モデルだったころは何の問題もなかったと思われますが
さすがに登場して60年が経過するカメラです。
機械的な動きは使いっぱなしで未整備だと
さすがにいろいろな動作不良が出て当然かと思われます。

造りは独特でデリケートな部分も多いカメラですが
整備性自体は非常に良好です。
ただしファインダー清掃だけ行いたいと思っても
結構な部分まで分解が必要で
さらに組み立て時にそれなりに調整も必要となります。
慣れてしまえばそれもさほど手間ではないのですが…
画像はまだ取り掛かり始めですが
これからシャッターユニット、ミラー駆動部等の
整備調整を行っていきます。
もちろん並行してファインダー清掃も行います。

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オリンパスSCのカメラ修理

今日は「スイカの日」だそうですよ。
スイカの縞模様を綱に見立てて
「な(7)つのつ(2)な(7)」(夏の綱)と読む
語呂合わせからだそうです。
確かに夏と言えば「スイカ」ですねぇ~
子供の頃は海でスイカ割りもやりましたねぇ
海やキャンプに持っていく果物の定番ですよね。
山でのキャンプとかで網に入れて
川で冷やしておくとよく冷えてこれが美味しいんですよねぇ…
何だかいろいろ懐かしくなってきます。
でも、意外とここ数年口にしていない気が…
じじいの一人暮らしだとスイカってあまり手が出ませんね…(苦笑)
カットしてあっても手に余りますし
一口大のカットスイカはなんか違うような気もするし…
…というわけで今年もスイカには縁がないかもしれません…
まぁ、この季節の果物は桃があれば何も文句ありません!
(まだ割とお高いのに
ついついスーパーで頻繁に桃を買ってしまいます(笑))

さてさて

本日は「オリンパスSC」のカメラ修理を行っています。
このカメラ…たまに修理で入ってくるのですが
あまり情報がないのですよねぇ…
まぁ修理する分には中の構造はわかっているので
問題ないのですが…
おそらく1963年発売ではないかと思われます。
もともとはこの前に「オリンパスS(エレクトロセット)」というカメラがあって
セレン光電池を使った露出計が搭載されているのですが
その露出計がCDSに変更されたものが
今回の「オリンパスSC」だと思われます。
つまり末尾の「C」はCDSの頭文字ですね。
Gズイコー4.2cmF1.8の大口径レンズを搭載します。
シャッターはコパルでB・1s~1/500をカバーします。
同時期に発売されていた「オートアイ」と同じようなイメージも湧きますが
こちらはオート露出はなくシンプルなマニュアル専用機です。
上カバー部には前モデルの「オリンパスS」同様に
「OLUMPUS-S」のモデル名刻印があります。
ここは「SC」になっても「S」のままだったようで
これがまたこのカメラの謎さを増幅します…(苦笑)

お預かりしている「SC」は
シャッターは一通り動作してはいるのですが
やはり若干の粘りがあります。
スローガバナはかなり油切れで
1秒で動作させると途中で止まりかけてしまいます。
ファインダーはかなり曇っていて
ピントリングを回すとブライトフレームの
自動パララックス補正は動作するのですが
肝心の二重像が見えてはいるものの全く動きません。
距離計内のミラー連動部が固着してしまっているようです。
そして上カバー側面にある電池室の蓋が完全に固着していて
全くビクとも開きません。
これは時間かかりそうですね…根気よく潤滑油や溶剤を使って
緩めていくしかなさそうです。

電池室蓋は半日以上かかって
何とかダメージなく開きました…
中から真っ黒に腐食した水銀電池が出てくるかと思いきや
電池はちゃんと抜いてありました…
でも過去に水銀電池が
かなり長期間入れっぱなしであったことは明らかで
上画像にもありますが電池室裏が緑青だらけです。
そしてその先端にある配線にハンダされる端子も腐食でボロボロで
もはや折れてしまっていました。
配線も腐食でボロボロでそこから繋がるSW部にまで腐食が広がっていました。
SW部は何とでもなるのですがこの電池室裏端子が少々厄介です。
端子のすぐそばには巻き戻しの軸が通るため
端子を配置するスペースがかなり狭いのですね。
端子自体は腐食で破損しているので薄い銅板を使って
巻き戻し軸に触れないように端子を細工します。
露出計本体は問題ないようでそれなりに精度も出せそうです。
シャッターや巻上の機械的駆動部は通常の整備で
本来の動きを取り戻せそうです。
ファインダーはできる限りの清掃を行い
固着した距離計はしっかり整備調整を行います。

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コニカC35のカメラ修理

今日は「かき氷の日」だそうですよ。
「かき氷」が別名で「夏氷(なつごおり)」とも
呼ばれることから、「な(7)つ(2)ご(5)おり」と
読む語呂合わせが由来なのだそうです。
かき氷…長らく口にした覚えがないですねぇ…
たぶん数十年単位で…(笑
お祭りとかイマドキのオシャレお店ではではなくて
海の家や海水浴場に出ている屋台で食べるイメージが強いですねぇ
本格的なものはそんなことはないかもしれませんが
削った氷にシロップをかけただけ…という
昔のイメージが取れなくて…わざわざ買うほどのことでも…って
思ってしまうのでなかなか手が伸びないのでしょうねぇ(笑
でもこの季節にピッタリで美味しいのは間違いないです!
やはりシロップはいちごかな…
小学校低学年くらいの時にじいさんが手動のかき氷機を買ってきて
その日から毎日のように夢中になって食べたことを思い出します
専用のカップで造った氷じゃないとかき氷機にセットできなくて
専用カップが凍るのを首を長くして待ってましたねぇ…
おそらくあまりかき氷を買ってまで食べることはない気もしますが
ちょっと食べたくなってきました…
あ、でもやっぱアイスのほうがいいかな…(笑
じゃぁ間をとって「白くま(氷菓)」で…

さてさて

本日は「コニカC35」のカメラ修理を行っています。
発売当時ももちろん大ヒットですし
今でも中古市場で非常に人気の高いコンパクトカメラです。
このカメラが出て以来、カメラの小型化が一気に進みました。
「じゃーに~コニカ」の愛称がお馴染みで
カメラに興味がない方でもCM等でこのカメラのことは
知っているという方が当時はたくさんいらっしゃいました。
ヘキサノン38mmF2.8レンズを搭載し
ハーフサイズカメラに迫る小ささにまとめられたカメラです。
それでもしっかり距離計は搭載し
しっかりとしたピント合わせを行うことができます。
露出はプログラムオート専用で
露出計はCDS使用なので電池を入れないと露出計制御もできません。
ただし、露出制御されなくても
あるい光量の過多があって露出計範囲外だったとしても
シャッターは動作します。
個人的には余計なシャッターロック等が付いていないほうが好きですが
ファインダー内の露出計を見ずにバンバンシャッターを切っていると
場合によっては失敗だらけになる可能性も秘めています。
そんな点はあっても基本的に非常に使いやすいカメラです。

お預かりしているのは1971年発売の
「コニカC35フラッシュマチック」です。
従来のC35にフラッシュマチック機構が追加されたモデルです
それ以外は従来のC35とほぼ変わりません。
シャッターは一応は動いていますが
このカメラに多いシャッターの粘りが多少あるようです。
そのためもあって「B」は効かず
レリーズをしかり押していても
普通にシャッターが切れてしまいます。
このカメラのブログの際は毎度書きますが
C35のシャッター粘りはレンズシャッター機にありがちな
羽根に油滲み等があるための粘りではなく
羽根駆動の円盤が粘って動きが悪くなるために粘り事が大半です。
今回もそのパターンのようです。
加えて露出計が全く動きません。
オート専用機なので露出計が動かないとシャッターが切れていても
実際には撮影には使えません。
電池が入れっぱなしとかではなく
電池室も一見キレイなのですが
電池室裏を見るとマイナス側の端子に繋がれる配線が
しっかり腐食して断線していました。
電池がいれっぱなしの場合だと電池室の腐食が
電池室の樹脂部分自体を破損させこのカメラの電池室の構造上
配線がショートする場合もあります。
電池室自体が無事でも腐食が配線を伝わって広がり
CDSの根元まで達していることもよく見かけます。
C35だけの話ではないですが長い間使わない場合は
電池はしっかり抜いておきましょう。

非常に良く考えられた構造で
小さなボディでスペースも小さいのに
整備性は非常に良好です。
比較的簡単に隅々までアプローチすることができます。
C35は少し久しぶりですが
当店にもよく依頼があるカメラなので
この内部の風景も見慣れた感じで
トラブルが起こりやすい部分も把握しているので
そういう部分を中心に現状のトラブルだけではなく
全体をしっかり整備していきます。

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