月別アーカイブ: 2016年8月

コニカオートS2のカメラ修理

今日は8・19ということで「バイクの日」ということらしいですよ。
私も3年ちょっと前まで
アプリリアRS250なんて年甲斐のないバイクに乗っていましたが
また近いうちにバイクは手に入れたいです。
もう手間も神経も使う2ストバイクは止めようかな。。。とは思いますが
絶好調なときのRSはそれはそれは楽しいバイクだったなぁ。。。

さてさて

今日は「コニカオートS2」のカメラ修理を行っています。
現在の感覚では「コンパクトカメラ」というには
少々大きなカメラですが
画質に非常に定評のあるヘキサノン45mmF1.8を搭載し
とても当時、人気のあったカメラです。
発売開始は1964年、F1.8なんて今でも充分大口径ですから
このレンズで撮影できるだけでも価値の高いカメラだと思います。
さらにシャッタースピード優先AEが使え
その気になればマニュアルでも撮影できます。
使い勝手もかなり高レベルです。

今回、お預かりした個体は
まずシャッターを切ることができません。
レリーズは深く押し込めるのですが
シャッターはうんともすんともいいません。
巻上げはロックされたままの状態です。
露出計はバッテリーチェックは反応するものの
露出計として使おうとしても指針は動きません。

IMG_8478

レンズボードを外してみると
巻上げ側には何も問題はないようです。
これから調べますが
おそらくシャッター羽根及びチャージカムが固着してしまっているのが
原因かと思われます。
単なる羽根固着だとシャッターは「カシャン」と動作する音がしても
羽根が動いていない。。。ということが多いのですが
今回はレリーズしてもチャージカムが戻らないようです。

その他、絞り羽根洗浄、レンズ清掃と行ってから
露出計・ファインダー周りと整備していきます。

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ミノルタSRTスーパーのカメラ修理

今日は「高校野球記念日」だそうですよ。
やはり高校野球は夏の風物詩ですよねぇ
今日はベスト8がぶつかり合う準々決勝です。
今回はあまりテレビ観戦すらしてませんが
去年は東海大相模応援してたなぁ。。。(笑)

さてさて

本日は「ミノルタSRTスーパー」のカメラ修理を行っています。
ベストセラーになったSRT101の後継機ですね。
ホットシュー、絞り直読窓、多重露光機能が追加され
スクリーンもスプリット/マイクロプリズムに変更されました。
あまり外観は変化がないのですが
より使いやすく正常進化を遂げたモデルです。

今回、お預かりしている個体は
ご依頼者様のおじい様が使われていたものだそうです。
とりあえずシャッターは切れていますが
モルトはやはり劣化により要交換
測定機で見てみると
後幕の動きが随分悪いようで
1/1000設定時に写真左端は1/1000なのですが
右端は1/400くらいの露出になってしまっています。
さらに、これも後幕の動きが悪いことが原因だと思われますが
通常時でもたまにミラーアップしたままになり
スロガバナー動作時には頻繁にミラーアップとなります。
他、露出計は+1.5段で指針にふらつきがかなり激しく見られます。

IMG_8476

お預かりしたときには汚れが少々目立つボディでしたが
大切に使われていたものらしく
キズはほとんどございませんでした。
外装もしっかり清掃すればピカピカの美品になりそうです。
その前にこれからミラー駆動部、シャッター周りの整備から
一通り隅々まで点検整備いたします。

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ニコンEMのカメラ修理

今日は「パイナップルの日」だそうですよ。
果物は全般的に好きですがパイナップルもいいですよね~
果汁たっぷりで甘くって。。。
ちなみにパインアメも子供の頃から好きだなぁ。。。
あ、パインアメもいいけどボンタンアメもいいなぁ。。。(笑)

さてさて

今日は「ニコンEM」のカメラ修理を行っています。
このEMは当時各メーカーがこぞって販売していた
比較的安価な絞り優先AE専用機ですが
F3と同時期に販売され「リトルニコン」として
かなり人気のあったカメラです。
兄弟機に「FG」(プログラム露出、絞り優先AE、マニュアル露出が可能)や
「FG-20」(絞り優先AE、マニュアル露出が可能)がありますが
どれもこの頃のニコンらしくない
ちょっとチープなんだけど何とも愛くるしいルックスがとても魅力です。
今は個人的には手放してしまいましたが
一時期、私も「EM」と「FG-20」を使っていた時期がありました。
ルックスはもちろんですが
小さくて使い勝手もよく、上品なシャッター音がとても良い感じでした。

今回の個体は露出計+オートが不安定
加えてたまにミラーアップしたままになってしまうという
EMにありがちなトラブルを抱えています。
オート不良に関しては原因はいくつか考えられますが
マウント部にある摺動抵抗の劣化が原因の場合が多いです。

IMG_8474

マウント上部に金色の摺動抵抗が見えています。
これが汚れや劣化によりオート不良を引き起こします。
今回のように摺動抵抗が金色のものは後期モデル
黒っぽいカーボン色のものは前期モデルです。
前期モデルの摺動抵抗は清掃しすぎると
抵抗そのものがダメになってしまうことがあるので
注意が必要です。

これからさらに分解を進めて
ミラー駆動部、シャッターユニットの
点検整備を行います。

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ニコンFEのカメラ修理

今日は言わずと知れた「終戦記念日」ですね。
私が生まれ育った広島・呉の実家では
戦争体験者でもあるじいさんばあさんが居ましたので
原爆の話や空襲の話、防空壕の様子等々
いろいろ聞かされてきました。
何にしろ戦争などという悲惨な状況は
これ以上、起こってほしくないものと思います。

さてさて

今日は「ニコンFE」のカメラ修理を行っています。
1978年の発売開始から現在に至るまで
「シンプル・ニコン」の愛称で根強い人気を誇るカメラです。
以前にも書きましたが
FEはもちろんAiレンズ対応ですが
ボディ側のAi連動爪を倒すことにより
Ai以前のオートニッコールも装着可能です。
露出計も使いやすい指針式で
電子制御のカメラとしてはデビューから40年近く経つにも関わらず
致命的な故障が極端に少ないカメラだと思います。

今回の個体は
シャッターが開きっぱなしの状態で当店にやってきました。
それまでは使えていたのに突然この状態になったとのこと。
縦走り金属羽シャッターは横走りの布幕に比べると非常にデリケートで
ちょっとした粘着質の汚れや油分などが羽根に付着すると
簡単に羽根が正常に動作しなくなります。
今回も取り急ぎの応急処置を行って見たところ
無事にシャッターは閉じました。とはいえ根本的に羽洗浄をしなければ
またすぐに動かなくなります。
汚れが付着する原因はいろいろ考えられるのですが
多いパターンとしては羽根駆動部にあるゴムダンパーの溶解
腐食したモルトの付着、この2点が多いように感じます。

IMG_8453_s

これから本格的にミラーボックス分離
シャッターユニット脱着、シャッター羽洗浄。。。の順に取り掛かります。
もちろん並行して各部点検整備一式を行います。

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コニカC35EFのカメラ修理

今日は「裸足の記念日」ということらしいですよ。
たまには裸足になって走ったり歩いたりして
健康増進を図りましょう。。。なんて意味のようです。
でも、こんな暑い季節にしなくたって。。。と思うのは私だけでしょうか。。。(笑)

さてさて

お休み明けの本日は
「コニカC35EF」のカメラ修理を行っています。
いわゆる「ピッカリコニカ」ですね。
「ジャーニーコニカ」として一世を風靡したC35ですが
ついにフラッシュ内蔵となりプラスチックボディになったモデルです。
フラッシュが増設されただけでこれまでのC35と同じと思いきや
シャッター周りも随分変更が行われています。
これまでのC35でトラブルの原因となることが多かった
「シャッター駆動のためのプーリー」がなくなっています。
チャージ機構も随分変更されています。
。。。とはいえ、オートはお得意の針挟み込み式です。
ピントは目測式となりました。
よく考えるとボディ下部にフラッシュ用の巨大なコンデンサが
鎮座するため、これまでと同じようにはいかないのですね。
ほぼ全ての機械的機構はボディ上部に集約されています。

今回、お預かりしている個体は
ご依頼者様がおじいさんからいただいたものとのことで
思い入れのある1品と思われます。
状態としては残念ながらフラッシュ用の単三電池、
露出用動作用の水銀電池、共に入れられたままで
電池端子はもちろん、ありとあらゆるところが
緑青、及び腐食してしまっている状態です。

IMG_8449

フラッシュを含む電気関連の機構は全滅に近い状態ですが
中古部品を使いつつ復活させていきます。
逆にシャッターユニット、レンズ、ファインダーに関しては
通常の清掃・点検整備で問題なさそうです。

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オリンパスペンEE-3のカメラ修理

明日(9日)から13日(土)まで夏季休暇といたします。
ご迷惑をおかけいたしますがご容赦くださいませ。

今日は「そろばんの日」だそうですよ
私の世代だと子供の頃に「そろばん」を
習いに行ってた方も多いのではないでしょうか
私の住んでいた片田舎にもいわゆる「そろばん塾」が何軒もありました。
小学校3年から小学校卒業までせっせと通いましたねぇ
おかげさまで今でも簡単な計算を暗算でするときには
頭の中でそろばんの玉が浮かんで右手が微妙に動きますね(笑)
子供の頃に覚えたことは忘れないものです。

さてさて

今日は「オリンパスペンEE-3」のカメラ修理を行っています。
昨日のデミに続いてハーフ判コンパクトです。
ペンEEシリーズは撮影時にピントも合わせる必要もなく
露出もオートなので
「フィルムカメラを使ったことはないけどとりあえず撮ってみたい」という方や
「普段は一眼レフを使っているけど
何も考えずにパシャパシャ撮れるカメラが欲しい」なんて方にもお勧めです。
ちょっとレトロなデザインも魅力です。
このEE-3は1973年に発売開始ですが
ペンシリーズの中で最後まで生産され続けたモデルで
1986年まで生産が続けられました。

今回の個体は最近このカメラを手に入れられた依頼者様が
「安心して使えるように一通りの点検整備をしてほしい」とのことで
当店にやってきました。
お客様が最も心配していたのが
「セレン光電池はきちんと作動してるかどうか」というところでしたが
今回の個体は元気に起電しているようです。
ただし、セールスポイントのひとつである「赤ベロ」は動作不良
オートは大幅な狂いが出ています。

少々話が逸れますがオリンパス独特のこの「赤ベロ」
一眼レフでないこういったビューファインダー(レンジファインダーも含む)の場合
レンズキャップを付けたまま気づかずにシャッターを切ってしまうことが多々あります。
(私も昔、やたら頻繁に失敗しました。。。)
この「赤ベロ」機能があるとキャップをしていれば当然セレンにも光が当たらず
赤ベロが出てくるわけで、わかりやすくキャップがついてることを教えてくれます。

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これから本格的にシャッターユニット周りの点検整備から行います。

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キヤノンデミのカメラ修理

今日は二十四節気でいう「立秋」ですね。
今日から秋。。。というよりも今日が暑さのピークで
明日からは少しずつ秋に向かっていく、ということらしいのですが
そういう意味では今日は「立秋」にふさわしい暑さのピークのようが気がします。
明日から少しずつでも涼しくなればいいですね。
立秋と言うことで「暑中見舞い」は今日までで
明日からは「残暑見舞い」になります。

さてさて

今日は「キヤノンデミ」のカメラ修理を行っています。
ハーフ判コンパクトといえば「オリンパスペン」があまりにも有名ですが
このキヤノンデミもなかなか魅力的なカメラです。
きちんと巻上げレバーが装備されていて
その巻上げ感触が軽くスムーズでとても気持ちよいカメラです。
セレン光電池が使われた上カバー部の露出計の針を見ながら
レンズ部分のダイヤルを回すことで露出を合わせていきます。
ピントは目測式です。

今回の個体はボディがアルミ製のいわゆる「デミⅡ型」です。
露出を合わせるための要となる露出計が動作してはいるのですが
針の振りがずいぶん足りないようです。
セレンの劣化が疑われます。
このデミは前カバーと裏蓋で本体を挟み込むような
「モナカ構造」になってい裏蓋側には
広範囲にモルトを敷き詰めてフィルム室の遮光を行っています。
今回も長く保管されていた個体らしくモルトは全滅です。
腐食したモルトが長くそのままにされていると
ボディ本体側の塗装まで傷めてしまいます。
今回もボディ側塗装にかなりのダメージが見受けられます。

IMG_8361

レンズにも汚れ・カビが見受けられますので清掃を行います。
シャッターは動作はしているのですが
今後のトラブルの予防の意味でシャッター羽根清掃
シャッターユニット点検整備を行います。
他、各部点検整備一式を行い不安なく写真が撮れる状態にしていきます。

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ミノルタSRT101のカメラ修理

今日は「原爆の日」ですね。
私は広島県の呉市というところの出身なのですが
やはり子供の頃からこの日は特別な日でした。
朝からテレビはどこを点けても平和式典関連の番組ばかりで
8時15分になると町中にサイレンが響き渡り
学校や会社でも皆が黙祷する。。。
。。。という光景が当たり前でしたが。。。
こちら(関東)にいるとどうしても意識が希薄になってしまいますね。
この日だけは昔、じいさんやばあさんに飽きるほど聞かされた
原爆・戦争の話を噛みしめるように思い出さなくては。。。と思います。

さてさて

今日は「ミノルタSRT101」のカメラ修理を行っています。
最近、黒モデルを依頼されることが多かったSRTですが
今回はシルバーの個体です。
家に保管されていたものとのことですが
長い年月による汚れはありますが非常にキレイなシルバーボディです。
こういうキレイなシルバーのボディを見ると
「やっぱりこの時代のカメラはシルバーだな!」とか思ってしまいます(笑)

シャッターは一応切れてはいますが
やはりシャッター幕軸の動きは悪いようで高速シャッターでは
かなりの露光ムラが見られます。
状況を見るために最初に最低限のテストを行うのですが
(あまり整備前(油切れの状態)にシャッターを切りたくないので必要最小限)
いきなりレリーズロックが起きました。
正確にいうとミラーアップした後にシャッター先幕を走らせるトリガーが
上手く作動していないようです。

IMG_8360

レリーズロックはとりあえず動くようにはしましたが
再発しないようにこれからシャッター周りの整備から行います。

ところでSRT101はこの時代の多くのカメラと同様に
H-D水銀電池(MR9)を元々使用しますが
整備の際、ご用命いただければ
1.3Vまたは1.5Vでご指定いただいた電圧で
露出計の調整を行います。
電圧変換型の電池アダプターを使用する場合は1.3Vで。
単なるスペーサーや電圧無変換型電池アダプター等を入れて
SR44やLR44を使用する場合は1.5Vで調整いたします。
たった0.2Vの違いでカメラにもよりますが
露出計表示が1段~2段変わります。

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キヤノンA-1のカメラ修理

今日は「タクシーの日」だそうですよ。
大正元年(1912年)8月5日
初めて日本でタクシーが営業を開始した日ということです。
最近はタクシー乗ることもなくなっちゃいましたね。
終電逃して帰れない。。。なんてシチュエーションがあまりないし。。。
。。。。。あ、いや。。。使ってるな
駅から登山口まで公共の交通機関がないときに。。。(笑)
(実際、頻繁にこういう状況のことが多い)

さてさて

今日は「キヤノンA-1」のカメラ修理を行っています。
5モードAEをひっさげて華々しくデビューした通称「カメラロボット」です。
機械的なベースはAE-1ですが電子制御関係は全く別物です。
独特の操作系は少々慣れを必要とし
当時は「操作がわかりにくいカメラ」の代表格のように言われていましたが
その後のAFカメラ、さらに現在のデジタルカメラに比べれば
両優先AEを持つ高機能カメラとしては全然良くまとめられてわかりやすいと思います。

今回のご依頼を受けた個体は
キヤノンAシリーズお約束のシャッター鳴き、巻上げ鳴きもなく
一見、問題のあるのはモルトくらいに見受けられるのですが。。。
巻上げレバー直下のシャッターロック・セルフタイマー兼用レバーが
「A」ポジションから全く動きません。
「A」ポジションなので普通に撮影はできるのですが
やはりシャッターロックできないのは不便ですよね。。。

巻上げレバーをとりあえず外して状況を見てみましたが
レバーと連動するプラスティックの部品に欠けが見られるものの
根本的な原因は別にあるようです。

IMG_8352

A-1はさすがに部品点数が多く
上カバーを外すだけでもこれだけの部品を外さなければいけません。
まずはレバーの動かない原因をこれから探っていきます。

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ミノルタXEbのカメラ修理

今日は8月4日ということで「箸の日」らしいですよ。
うーん、私、あまり箸使いが上手なほうじゃないだろうな。。。(汗)
ピンセットなら自信あるのですが。。。(笑)
箸そのものよりも、ちょっと面倒なのが
私は左利きなのでお店とかで食事が出てくると
箸の位置から、お茶碗やお味噌汁の位置から全部逆に置き換えます(苦笑)
そのままだとやっぱり食べにくいんですよねぇ~

さてさて

今日は「ミノルタXEb」のカメラ修理を行っています。
XEbは兄弟機でもある「XE」から
絞り直読窓、ファインダー内シャッタースピード表示、
アイピースシャッター等を省略したモデルですが
基本的な部分はXEと共通です。
外観上での大きな違いは「minolta」の銘板まで
ブラック仕上げになり
(XEはペンタカバーは樹脂製黒、銘版は金属製)
XEと違いシルバーしか設定のないXEbは
いわゆる白黒パンダ仕様になっています。

IMG_8351

個人的にはこれはこれで結構好きなのですが。。。

今回の個体はまず露出計がとんでもなくアンダーな値を指しています。
おそらくそれに連動してだと思われますがオートがアンダー過ぎで
とてもまともに写真が撮れる状態ではありません。
加えて定番のプリズム腐食。。。
ファインダー視野のほぼ下半分が真っ黒で何も見えません。。。
XE系はしかたないですね。。。
長期未整備品だとほぼ間違いなくプリズムは使い物になりません。

IMG_8349

露出計大アンダーの原因はほぼ間違いなく
感度設定ダイヤル下の摺動抵抗の汚れまたは劣化だと思われます。
清掃して直らないようだったら交換で対応します。
プリズムはまだ何とか中古良品が確保できているので
交換で対応します。
他、XE系は接点やハンダが弱い傾向が見られるので
その辺りを含めた各部点検整備一式を行います。

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