今日は「シジミの日」だそうですよ。
シジミの味噌汁。。。美味しいですよねぇ
そういえばアサリも含めて貝のお味噌汁なんて
長らく味わっていないような気がします。。。(苦笑)
あ、インスタントくらいなら食べたかな。。。
実は子供の頃、
お味噌汁を普通に飲むことってあまり好きではなかったのですね。
おかずがなくなった頃に、ご飯を入れてお茶漬けのように
食べるのは大好きだったのですが。。。
そんな子供時代にも貝汁だけは普通に飲んでた記憶があります。
あぁ~無性に美味しい貝汁飲みたくなってきた(笑)
さてさて
本日は「マミヤNC1000S」のカメラ修理を行っています。
マミヤというと中判カメラのイメージが強いですが
シャッター優先AEを備えた35mm判電子制御シャッター機です。
マミヤ初の電子制御シャッター機でもあります。
軽量コンパクトで操作感も良く
デザインもなかなかカッコ良いですし
もっと売れてもおかしくないカメラだと思うのですが
マミヤ35mm一眼はマウントがなかなか固定されず
新製品が出るたびに二転三転するような状況でした。
このNC1000Sも専用マウントでデビューしましたが
2年後にZEシリーズが出るとまたマウント変更が行われました。
さらにNC1000Sが発売された1978年は既に前年に
ミノルタXDが登場しており
同じ年にはキヤノンA-1がデビューします。
タイミング的にちょっと地味過ぎた部分もあると思います。
そんなことは関係なく単体で見れば
オーソドックスでなかなか良いカメラです。
お預かりしている「NC1000S」は
まず高速シャッター(1/1000)が開きません。
他のSSも全体的に速過ぎる状況です。
しかしながらオートは2段近くオーバーになってしまいます。
そのうえオート時の動作が妙に不安定です。
SS優先AEなので絞り制御の設定が狂っていると思われます。
電子制御機でオート不良が出ると
なかなか修理としては難しいものがあるのですが
今回は何とかなりそうです。
写真は用意できなかったのですが
NC1000Sの電子基板は昔ながらのガラエポ基板です。
既にフレキ全盛の時代の中ではちょっとめずらしいですね。
今となってはこちらのほうが修理はしやすいのですが。。。
電気接点部の清掃とシャッター幕軸・ミラー駆動部の清掃等々
機械的部分も電気的部分もしっかり清掃して
再調整すれば正しく動くと思われます。
↓ をクリックすると「東京フィルムカメラ修理工房」のホームに戻ります。