今日はお釈迦様の誕生日ですね。
難しい言い方をすれば「潅仏会」
いわゆる「花まつり」が行われる日ですね。
しかし。。。クリスマスがあんなに盛り上がるのに
お釈迦様の誕生日は何故こんなに知名度低いのでしょう?
一般的な日本の家庭だとキリスト様よりは
お釈迦様のほうがやはり身近ですよね。。。
まぁ、基本無宗教な私にはあまり関係ないのですが。。。(苦笑)
さてさて
本日は「オリンパス35DC」のカメラ修理を行っています。
「オリンパス35シリーズ」は歴史も長く
いろいろなモデルが存在しますが
「35DC」は1971年に発売されました。
35シリーズとしては比較的後期のモデルです。
レンズは大口径のF.ズイコー40mmF1.7を装備し
シャッターユニットはセイコー製の
機械制御プログラムシャッターです。
露出はプログラムオートとなります。
機械制御シャッターですが
露出計が動作していないとシャッターロックがかかりますので
電池が入っていないとシャッターは切れません。
お預かりしている35DCは
露出計が不安定でシャッターロックが頻繁にかかる状態です。
十分に光量がある場合は比較的安定しているのですが
中輝度くらい(LV12)あたりになると
シャッターにロックが頻繁にかかります。
露出計の動きがかなり悪いようです。
原因は電池室からの配線のハンダ付けの劣化で
電圧が不安定なことと
メーターの吸い込み(指針が一番端になったときに
ガイシに付着してしまって指針が固着してしまう)
だと思われます。
現在、一通りの各部点検整備を終えて
少し様子見をしている状況です。
コンパクトなボディに大口径レンズ
きちんと距離計も備わっています。
使い勝手の良いカメラで当時もかなり売れたようです。
現在でも人気が高いのも頷けます。
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