今日は「100円玉記念日」らしいですよ。
1957年の12月11日に100円硬貨が発光されたとのことです。
それまでは100円札だったのですね。
ちょっとうろ覚えですが小学校低学年の頃のお小遣いが
週に100円で100円玉握り締めては
小学校の近くの駄菓子屋に行ってました。
今やその駄菓子屋も小学校ももちろんありませんが。。。(苦笑)
さてさて
今日は「キヤノンデミEE17」のカメラ修理を行っています。
キヤノンのハーフ判カメラとして人気を誇ったデミシリーズですが
デミEE17はシャッター速度優先AEを搭載したデミです。
さらにデミSと同じくちゃんとマニュアル露出も可能で
初代デミに比べると撮影の幅が随分広がったモデルだと思います。
デミの特徴でもあるスムーズな巻上レバーはもちろん健在で
ピントこそ目測ですが非常に使っていて楽しいカメラだと思います。
今回、お預かりしているデミは
電池を入れても露出計が全く動かないため
EE17の最大の特徴である「シャッタースピード優先AE」が使えません。
電池室を見ると端子がグラグラで今にも取れそうです。
電池室を外してみると電池に接する端子部分はキレイなのですが
リード線は腐食しハンダも取れてしまっていました。
電池室からCDSへのリード線は張替えが必要です。
そのためにレンズボードをこれから外しますが
まずはシャッターユニットの点検整備、羽根洗浄、レンズ清掃から行います。
その上で露出計・オートの点検整備調整を行います。