今日は「インテリアを考える日」ということですよ。
お店はもちろん常にいろいろ考えてはいるのですが
自宅をお店の近くに引っ越してきて
もう随分経つのに、全く片付いていない状況です(汗)
いまだにダンボール山積み。。。
インテリア以前の問題ですね。
ちゃんと片付けてレイアウトを考えなければ
いつまで経っても引き伸ばし用の自宅暗室が再開できません。。。
さてさて
本日は「ニコンFE」のカメラ修理を行っています。
コンスタントに依頼のあるカメラですがちょっと久しぶりですね。
「シンプル・ニコン」のキャッチフレーズで1978年にデビューしたモデルです。
適度な大きさと使いやすさで今でも人気の高いモデルです。
個人的にも好きなカメラのひとつです。
今回、お預かりしているFEは
もともとご依頼者様のおじいさまのカメラということです。
20年以上は動かしていなかったらしく
ご依頼者様がシャッターを切ってみると
一度はM90でシャッターが切れたのですが
その後は切れなくなったとのことです。
こちらに到着して実際に試してみると
チャージロックが上手く解除されないらしく
レリーズロックのまま固まってしまっているようです。
まずは応急処置的にシャッターが切れるようにして
現状をチェックしてみると
高速シャッターは羽根の動きが悪いようで
1/1000が開きません。
オート・露出計も随分ズレてしまっているようです。
加えて絞りリング連動爪の動きが悪く
一度押されると戻ってこない状況です。
さすがに20年動作していないとあちらこちらの動きが悪くなってしまっています。
これから分解を進めシャッターユニットの整備調整から行い
全体を含めた各部点検整備一式を行っていきます。