1月31日ですね。
つい先日、お正月だ!新年だ!と思ってたら
もう1月も終わりです。
今日は「晦日正月」ですね。
地方によってはお正月最後の日として祝うところもあるようです。
松の内に年始周りをしなかった家を訪ねる日でもあるそうです。
ちなみに「晦日」は「三十日」とも書きますが
いわゆる月末のことです。「大晦日」は「晦日」の中の「晦日」ってことですね。
さてさて
本日は「マミヤ35」のカメラ修理を行っております。
マミヤ35もいろいろな種類がある上に
モデル表記がはっきりされていないので
非常に区別がしにくいカメラなのですが
今回、預かっている「マミヤ35」。。。
調べたのですが。。。よくわかりません(汗)
二重像の採光窓は小さくて
上カバーの形状的には「Ⅲ」かな。。。と思ったのですが
ファインダー窓周辺が少し異なります。
前板にマミヤのマークはなく
シャッターはコパルSVで最高速1/500
もちろんビハインドではなく
通常のビトウィーンシャッターです。
レンズはマミヤセコールF.C.4.8cmF1.9。。。
うーん、該当するモデルが見つからない。。。
まぁ修理すること自体には問題ないのですが。。。
お預かりしている「マミヤ35」は
シャッターに若干の粘り、スローは固着気味
二重像に少しズレがあり。。。という状況です。
修理・整備は必要ですが
全体的に程度は良い状態だと思います。
きちんと清掃・注油して調整を行えば
気持ちよく撮影に使える個体だと思います。
この時代のレンズ固定式レンジファインダー機は
各社しっかり作られているものが多い印象です。
整備性もよいものが多いですね。
最初の写真でもわかりますが
何と言っても質感の高いものばかりです。
マミヤ35シリーズも露出計のない初期のものほうが
今となっては使いやすいかとも思います。
これからまずはシャッターユニットの整備、
その後、レンズ清掃、巻上周り、ファインダー整備と
全体の整備を一通り行います。
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