リコーフレックスニューダイヤのカメラ修理

今日は「コロッケの日」であり
さらに「ふりかけの日」らしいですよ
どちらも大好きですが
どちらもたくさんは食べられなくなったなぁ。。。
コロッケ。。。というか揚げ物が
ほんの少ししか食べられなくなりました。
食べてる最中は平気だしとっても美味しいと思っていただくのですが
あとでしっかり「胃もたれ」「胸やけ」に苦しみます(苦笑)
でも熱々のコロッケ売ってたらつい買っちゃいます。
まぁ1個くらいなら平気です!
「ふりかけ」は白米好きな私なので
当然大好きなのですが。。。糖質制限しなくてはいけないことと
先日の入院以来、あまり一度にたくさん食べられなくなったので
(まぁある意味良いことなのですが。。。)
ふりかけ使ってまでご飯を掻き込む。。。なんてことがなくなってしまいました。
。。。でも。。。こうやって書いていると
炊き立てのご飯にふりかけかけて食べたくなってきたなぁ(笑)
これも朝、軽くお茶碗1杯くらいなら許されるかな。。。
明日の朝はふりかけご飯にしましょう!

さてさて

本日は「リコーフレックスニューダイヤ」のカメラ修理を行っています。
「リコーフレックス」というとプレスボディで
ピントリングはギアを回すタイプの軽量コンパクトなタイプを
連想される方も多いとは思いますが
「ダイヤ」シリーズはダイキャストボディを採用した
従来のリコフレに比べると少し高級志向の二眼レフです。
最初の「ダイヤ」は1955年に発売されていますが
見かけるのが多いのは1956年に発売された
「ニューダイヤ」かと思います。
従来の「ダイヤ」との違いで分かりやすいのは
フィルター枠が単純なねじ込みではなく
バヨネットになっていることだと思います。
ダイヤシリーズを通して大きな特徴といえば
レンズボードの左右に飛び出した振り子式のピントレバーです。
素早く大きくピントを変化させたい時とかには
非常に使い勝手の良いピントレバーです。
搭載されるシャッターユニットは基本的には
「シチズンMXV」で最高速は1/400です。
(セイコーシャ搭載モデルも存在します)
設定されたSSや絞り値はビューレンズの上部に表示され
ウエストレベルで構えたまま設定の確認ができます。
オートコードとかと同様ですね。これも非常に重宝します。
レンズはリケノン搭載モデルと
リコナー搭載モデルが存在します。いずれも80mmF3.5です。
ファインダーもフレネルレンズが採用され
従来のリコフレに比べると明るさ・ピントの山の掴みやすさにおいて
やはり上回ります。
フィルム装填はスタートマーク合わせ方式となり。
もちろん巻き止めも自動です。
ここまでくるとセルフコッキングもあってほしくなりますが
そこはまだ未装備で巻上とは別にシャッターをチャージする必要があります。
こうしてみても従来のリコフレに比べると
全く異なる高級志向の二眼レフです。
並行して従来のリコフレも生産・販売されているので
選択肢のひとつとしての高級版といったところでしょうか。。。
でも使い勝手や性能も含めて従来のリコフレとは異なる
非常に魅力的な二眼レフだと思います。

お預かりしている「ニューダイヤ」は
使われなくなってからおそらく数十年
仕舞い込まれたままのものかと思われます。
レンズ表面には拭き傷も多くそれはどうにもなりませんが
それ以外にもカビ・汚れがひどく
このままではまともに写真が撮れない状態だと思われます。
シャッター羽根には粘りがあり高速時には精度が出ず
スローガバナにも粘りがありすスローシャッター時には
シャッターガ開いたままになり忘れたころにシャッターが閉じる状態です。
スリガラススクリーンやフレネルレンズにもかなり汚れが見られ
二眼レフでは定番ですが
ファインダーミラーは曇りまくりで既に用をなさない状態です。
あらゆるところを清掃したうえで調整して
リフレッシュさせないといけない状態です。
しかしながらきっちり整備を行えば
まだまだ快適に使えるようになる状態だともいえますね。

まずはいろいろと問題のあるシャッターユニットをおろして整備します。
当然、外したテイクレンズは全て後で清掃です。
その後、ヘリコイド周り、巻上機構部の整備を行い
ビューレンズやファインダーの清掃を行います。
ミラーは当然交換です。
ちなみにセルフタイマーはフラッシュ接点がXに設定されている状態で
SSは「B」以外に設定されているときのみ正しく作動する仕様です。

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