ミノルタハイマチック7のカメラ修理

今日は「ヨーグルトの日」だそうですよ。
ヨーグルトは本当に体に良いことばかりだから
毎日食べると決めていたのに
最近は少しご無沙汰になってしまっています。
一時期、毎日400gのプレーンヨーグルト食べてたのに。。。
(さすがに多すぎる上に蜂蜜をつけて大量消費するから
今度は食べ方を少し工夫しなければ。。。(苦笑))
ちなみにヨーグルトに関する記念日って
他にもいろいろあって今日以外に8個もあるのですよ
それだけヨーグルトって身近な健康食品なんですよねぇ
免疫力をアップさせるという意味では
ヨーグルトと蜂蜜の組み合わせは無敵だと思うのですが。。。
また蜂蜜専門店で美味しい蜂蜜探してきましょう。。。
そういえば乳製品といえば牛乳もそうですが
こちらは必ず冷蔵庫に常備してあるし
今でも毎日必ず500ccくらいは飲んでいます。
ヨーグルトほどではないかもしれませんが
牛乳だって栄養たっぷりで体に良いし
何といっても美味しいですよねぇ

さてさて

本日は「ミノルタハイマチック7」のカメラ修理を行っていきます。
「ハイマチックシリーズ」はミノルタの
レンズ固定式カメラを代表するシリーズですね。
「ハイマチック7」は初代ハイマチックの後継機として
1963年に発売されましたがモデル名の「7」は
初代ハイマチック(正確にはOEMで
アンスコブランドで生産されたアンスコオートセット)が
フレンドシップ7に搭載されて
初めて宇宙に飛んだカメラとなったことが由来となっています。
これ以来、ほかのシリーズでもミノルタにとって
「7」は特別な意味を持つモデル名となることが多くなります。
ネーミングもインパクトありますが
ハイマチック7はいわゆる小型化される前の
ハイマチックシリーズを代表するカメラで
その後の「9」や「11」、「7s」も
気温的な部分は「7」をベースとしています。
初代ハイマチックはプログラムシャッター機で
操作が簡単な反面、
露出を撮影者がコントロールすることはできなかったのですが
「7」ではマニュアルモードを備え
露出計の値を確認しながら自由に露出をコントロールすることができます。
絞りリング、SSリングを「A」の位置に合わせれば
プログラムモードとなり初代と同じように
露出を気にせずに簡単に撮影することもできます。
搭載されるレンズはロッコールPF45mmF1.8の大口径レンズです。
写りの評価の高いのは他のロッコールレンズ同様ですね。

お預かりしている「ハイマチック7」は
まずSSリング、絞りリングが動きません。
両方「A」にすればロックがかかるのですが
そういう問題ではなく
ロックはかかっていないはずなのに回りません。
慎重に少し大きな力を加えてみるとジワリと回りました。
汚れ等で固着しているのですね
シャッターは作動していますが若干の粘りがあるようです。
スローガバナはうまく連携できないようで
低速時にガバナが利かずに高速で切れてしまことが多々あります。
セルフタイマーは完全に固着しています。
さらにファインダーは曇りが酷く
とてもまともにピント合わせができない状況です。
それもこのクモリはハーフミラー蒸着面が曇っているようで
ハーフミラーは交換が前提となりそうです。
露出計は少々不安定ながら動作はしています。
レンズはカビがかなり発生しています。

全体的に清掃・整備・調整が必要な状態です。
ただ、しっかり整備すれば
何の問題もなく快適に使えるようになると思います。
後の小型化されるハイマチックシリーズに比べると
整備性は非常によく、分解して修理・整備を行うまで
考えられた作りをしています。
確かにコンパクトで高機能なカメラも魅力ですが
少々大柄でもその分しっかり作りこまれているカメラには
やはり大きな安心感がありますね。

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