今日は「幼稚園記念日」らしいですよ。
私も4歳、5歳の頃は幼稚園に通ってました。
毎朝、お弁当を持たせては
歩いて30分はかかる幼稚園へ送っていき
午後3時にはまた迎えに来る。。。水曜・土曜はお昼には園が終わるので
お昼には迎えに来る。。。
今考えると、ばあさん大変だったなぁ。。。夜勤明けのじいさんが
送り迎えしてくれることも多かったなぁ。。。
ホント、育ての親に感謝です。
さてさて
今日は「ミノルタSRT101」のカメラ修理を行っています。
何だか毎週1回はSRTの修理をしているような気がするのですが。。。(笑)
私も個人的に好きなカメラだからちょっと嬉しいですね。
今回お預かりのSRTは
ファインダーがモルト屑だらけ、露出計不安定
高速シャッターで露光ムラ。。。等々のトラブルを抱えています。
ご依頼者様はもちろんわかってらっしゃいますが
カメラにあまり詳しくない方だったら
普通にシャッターが切れているから
何となく使えそうに思えてしまうかもしれません。
しかしながら油切れや汚れで息も絶え絶えなカメラを
こういう状態で使うのはカメラが可哀想ですね。
そういえば、最近、ご依頼を受けるSRT系のカメラは
露出計が不安定なことが多いのですが
全てではありませんが大きくパターンは二つあって
大きく針が上下する不安定さは底板SW部に原因があり
小さくふらふらと針が不安定な場合は
CDS部のハンダ付けに原因があるものが多いようです。
後はシャッター軸部の油切れでSSが狂っているものが多く
逆にいうとこのあたりをしっかりメンテナンスして
精度を調整してやれば、ほとんどの個体が
通常撮影に充分使える状態に復活します。
今回はこれからミラーボックスを外して分解を進め
まずはシャッター周りから各部店整備一式を行います。