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リコーXR500のカメラ修理

今日は2月2日ですね。
ゾロ目ということもあり
語呂合わせに関連した記念日がたくさんありますねぇ
夫婦の日、おんぶの日、おじいさんの日
2連ヨーグルトの日、麩の日、ツインテールの日…等々
その中に「頭痛の日」なんてのもありますねぇ
これも「ず(2)つう(2)」(頭痛)と読む語呂合わせからです。
私、あまり頻繁に頭痛に悩まされることはないのですが
たまに頭痛が起きると本当につらいですよねぇ
もう何にも集中できなくて何もできなくなりますものね
私は解熱剤や鎮痛剤が体質的に
よく効くタイプらしいのでそういうときには
速攻で市販の鎮痛剤を飲んでおけば
大抵の場合はしばらくすると落ち着きますが
頻繁に頭痛を抱えている方は大変でしょうね
一時的な頭痛であればまだいいのですが
慢性的なものやあるいは重篤な病気の前兆の場合もありますから
油断はできません
私もいい歳ですしここ数年いろいろありましたから
毎日の体調の変化にどうしても敏感になってしまいます。
気にしすぎもいけないとは思うのですが
頭痛でも明らかに普通のものと異なる場合は
やはり注意しないといけません。
基本的に一人なのでなおさらです
毎日健康に生きるって意外と難しいですものねぇ…

さてさて

本日は「リコーXR500」のカメラ修理を行っています。
リコーXRシリーズはレンズマウントに
ペンタックスと同様の「Kマウント」を採用した一眼レフです。
XRシリーズのボディは
チノン製をベースにしたもの、コシナ製をベースにしたもの
リコー自社開発のものに分かれるのですが
このXR500はおそらくチノン製ダイキャストを使ったものだと思われます。
XR500は元々兄貴分でもあるXR-1の機能を限定し
一眼レフとしては破格の50mmF2レンズとケース込みで
39800円という価格を実現し大ヒットしたモデルです。
確かに価格が抑えられていることもあり
素材や仕上げにそのあたりを感じる部分もありますが
機械制御の縦走りシャッターに追伸式のシンプルな露出計
簡略化された機能は逆に非常に使いやすい1面も持っています。
確かに普通に写真を撮るにはこういうのが一番です
使い勝手が良くて余計な機能は一切なし
惑わされるものがないと言うのは非常に快適です。
さらにシンプルが故に信頼性は高いものがあります。

お預かりしているXR500は普通に使えていたものの
突然シャッターが切れなくなったとのことです。
巻上か何かがスタックしてしまったのかな…と予測していましたが
ちょっと様子が違うようです。
シャッター羽根の位置から判断すると
シャターチャージはされているようです。
…となると考えられるのは
何らかの原因でシャッターだけチャージされ
ミラーチャージがされていなから切れないのかな…とも思いましたが
その場合ならレリーズボタンは押せるはず…
しかしながらこのXR500はそのレリーズボタンが全く押せません。
これはレリーズ機構に何かトラブルが起こっているようです。

外観と現状だけでは原因はわからなかったので
とにかく怪しい場所から分解を進めていきます。
で、結論から言うとレリーズ軸が強烈に固着していて
「何で押そうがビクともしない状態」でした。
なぜこうなったかが非常に理解に苦しむのですが
何か固まってしまうようなものが
レリーズ軸に流れ込んだとしか思えません。
とにかく動くようにしないといけないので
力任せでぐいぐいやってると間違いなく破損してしまうので
レリーズ軸周りを一通りバラシて分離し
金属部品だけの状態にして溶剤や潤滑油とかで
時間をかけて慎重に「固着させている何か」を除去しました。
その作業と並行して分解した巻上周りの整備を行い
さらにシャターユニットの整備も行います。
レリーズ同様に何が起こっているかわからない部分もあるので
できる限り細かく動きもチェックしていきます。
結構集中してその辺りの作業を行い再組立てしたところで
「あ!ブログ用にどこかで写真撮るのを忘れてた!!!」と気づき
写真は完成後のものになってしまいました(苦笑)
まぁそんなのは二の次ですからいいのですが…
少し時間をおいて動きに問題がないかをチェックして完了です。
今のところは何事もなかったかのように
全体的にスムーズに動作しています。
こういうシンプルな一眼レフはいいですね
なかなか軽量ですし気軽にどこへでも連れていけそうな気がします。

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