今日は「シジミの日」だそうですよ。
「シ(4)ジ(2)ミ(3)」と読む語呂合わせからだそうです。
食品として優れ、水質浄化にも役立つ
「シジミ」の有用性をアピールすることが目的だそうです。
やっぱり「お味噌汁」ですよねぇ…
シジミのお味噌汁美味しいですよね…旨味が染み渡りますね!
シジミに限らず「貝汁」の旨味は味も濃くて大好きです。
「シジミのお味噌汁」といえば
二日酔いに効くと昔から言われていますが
「シジミ」は、ミネラルとビタミン類が豊富で
また、アミノ酸のメチオニンという成分を含み
肝臓の働きを助けてくれるのだそうです。
即席のシジミのお味噌汁ではなくて
ちゃんとした「貝汁」飲みたくなってきました…
アサリなら自分でも割と気軽にできるのですが
それでもなかなか手間ですね。
予定のない休みの日にでも作りますかね!
さてさて
本日は「ペンタックスMX」のカメラ修理を行っています。
「電子化によるAE化」を推し進めた
ペンタックスMシリーズの中では異端児的な
機械制御シャッター機です。
Mシリーズは「小型軽量化」も大きなテーマとして
取り組んでいるシリーズですが
「MX」もその時代の代表的小型一眼レフ「オリンパスOM-1」に
対抗するべくかなり「OM-1」を意識されて作られたカメラです。
発売は1976年で他の「Mシリーズ」よりも一足早く発売されました。
対する「OM-1」は1972年発売で既に確固たる地位を築いていました。
ちなみに「MX」は「OM-1」に比べて
幅・高さ・厚さともすべて0.5mmずつ小さくなっています。
このあたりからも相当意識でして開発されているされていることがわかります。
この後の時代に出てくる縦走りシャッター電子制御機であれば
この2機種と同等の小型軽量なカメラはいくつか存在しますが
機械制御横走シャッター機といく括りであれば
この2機種が圧倒的に小さくて軽いです。
それもあって「MX」は現在でも非常に人気の高いカメラです。
お預かりしている「MX」は
一通り動作してはいますが
幕軸の潤滑に少々問題があるようで
高速シャッターの精度が出ていません。
加えて露出計も随分アンダー方向にズレてしまっています。
正しく使うには整備の必要な状態です。
「OM-1」と同じく小型化するために
同時代の同機能の通常のカメラに比べて
様々な小型化のための工夫や独特な構造を採用しています。
ただ独特…といった面では「OM-1」のほうが
変わった構造が多いような気もします。
ただ整備性は「慣れていれば」、「OM-1」のほうが良好な気がします。
「MX」はなかなか調整が厄介な部分も多く
かなり苦労の多いカメラだと思います。
加えて「Mシリーズ」共通ではありますが
内部モルトも多く使われているので
そのあたりの整備も入念に行っていきます。
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