ミノルタSR101のカメラ修理

今日は「お茶漬けの日」だそうですよ。
永谷園の海苔茶漬け、美味しいですよねぇ。。。
でも普通の緑茶をかけただけの
お茶漬けもこれまた捨て難い。。。
そのままだと少し寂しいので
野沢菜か広島菜でもあれば無敵の美味しさだと思います。
一番食べていた頃は
おかずがなくなっても
まだご飯を食べたいので
最後はお茶漬けでしめるという食べ方がパターンだったかな
真夏とかは冷たい麦茶をかけることも多かったですねぇ。。。
最近お米を抑え気味なので
お茶漬けを食べることもなくなりましたが
久しぶりにお腹一杯かきこみたくなってきました(笑)

さてさて

今日は「ミノルタSR101」のカメラ修理を行っています。
「SR101」は1975年8月に「SR505」と同時に
発売されました。
その2年前には「X-1」が登場し
前年には「XE」の発売も始まっていて
ミノルタとしては電子シャッター機である
「Xシリーズ」へ移行する最中
最後のSRシリーズ(すなわち最後の機械制御シャッター機」として
登場したのが「SR101」と「SR505」です。
「SR505」が「SRTスーパー」のマイナーチェンジ版であることに対し
「SR101」は「SRT101」のマイナーチェンジ版です。
ペンタ部のデザイン等はSRT101のものが引き継がれています。
そのためファインダー内での絞り値表示こそありませんが
基本的な機能はSR505と同様です。

お預かりしている「SR101」は
外観の非常にキレイなブラックボディです。
発売から40年以上経過していることを考えると
非常に良いコンディションだと思います。
とはいえ、おそらく近年はあまり使われてなかったと思われ
モルトが全滅、そのモルト屑がファインダーの内側に
かなり入り込んでいます。
シャッター幕の動きも悪いようで
高速シャッターでは先幕と後幕のバランスが崩れているため
写真両端でかなりの露光差が出てしまっています。
たまにミラーアップしたまま固着することもあるようです。
やはり全体的に動きが悪いのですね。
露出計は動作はしていますが
大幅にアンダーといった様子です。
通常の屋外晴天の明るさで
露出計の指示どおりに撮影すると2段以上アンダーになってしまいます。

装着されているレンズはSR101の次の世代である
MDロッコールですが「SR101」にも似合いますね。
外観が元々キレイなので整備後の写真のようですが
分解整備はこれから取り掛かります。
細かいトラブルはいろいろ抱えていますが
どれも各部の動きが悪いために起きているトラブルなので
機械動作部分をきちんと清掃して注油の後
調整を行えばどれも改善すると思われます。

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