ニコンFGのカメラ修理

今日は「ハンバーグの日」らしいですよ。
「ハ(8)ンバーグ(9)」と読む語呂合わせからだそうです。
子供から大人まで大人気なメニューですよね。
揚げ物とかはすっかり食べられなくなりましたが
ハンバーグはやたらと食べたくなる時が
いまだにありますねぇ…
…とはいえ、そんなに大きなものは食べられませんが…(苦笑)
自分でこねてから作るなんてことはありえないので(笑
出来合いのモノやお店でたべることになるわけですが
ハンバーグって意外と味の良しあしがモノによって
わかりやすく大きくでるメニューのような気がします。
好みの問題もあるでしょうが…
比較的さっぱりめでジューシーでふわふわな
ハンバーグ食べたいですねぇ…
そうなるとそれなりのお店に行かないとダメでしょうねぇ…
なかなか機会が…(苦笑)

さてさて

本日は「ニコンFG」のカメラ修理を行っています。
1982年発売のカメラです。
1980年に登場した絞り優先オート露出専用機の「EM」をベースに
マニュアル露出、プログラムオート露出を追加して
マルチモード機としたカメラです。
プログラムオート露出時には基本的にレンズ側の絞りは
最小絞りにセットしますが
絞りを手動で変えるとプログラムシフトと称して
シャッター速度優先AE的に使用できます。
この露出機構のため、自動絞り連動レバーの動きを
絞り段数にほぼ比例するよう改善したAi-Sニッコールレンズが投入されました。
それでも従来のAiレンズでもオート露出に対応するため
ミラーアップ直前に絞り込み測光を行う瞬間絞り込み測光が搭載されています。
このあたりもいかにも当時のニコンらしい部分ですね。
その機構の影響もあり「FG」のシャッター音(ミラー駆動音)は
「EM」ともまた異なり少し独特な作動音がします。
細かい部分の質感や操作感は上位機種の「FE」ほどではないですが
機能的には「FE」以上の部分も持つカメラとなっています。

お預かりしている「FG」は露出計及びオートの動きに
少々問題を抱えているようです。
「EM」系のカメラはオート時に不要なスローシャッター等を避けるため
フィルムカウンターが「1」未満の空シャッターを切る領域では
露出計をオフあるいは無視してM90でシャッターを切るような
機構がついているのですがそれが正しく機能せず
悪さをしているようです。
「FG」の場合はカウンター「1」未満だと
ファインダー内LEDの1/125と1/60が点滅して
無条件に「M90」で切りますよと教えてくれるのですが
それが正しく動作せず
カウンターゼロからオートが通常に作動したり
普通に撮影しているフィルムの途中で突然
1/125・1/60点滅となり「M90」で切れたりするようです。
分解前に現象を確認しようと動作テストを行ったところ
仰せの通りでカウンターゼロからオートは通常に効いています。
そしてシャッターを切り続けていると
カウンター13枚目~20枚目の間は
明るさ・設定に関わらず、1/125、1/60点滅となり
21枚目以降は再び普通にオートが動作する状態になるようです。
この症状からほぼ間違いなく
フィルムカウンター基部に巻かれている
1枚目を検知する切り欠きの入った導電部が
ズレてしまっているものと思われます。

画像は取り掛かり始めのものですが
やはり露出計・オート動作の異常は
予想通りカウンター下の導電部が原因でした。
加えて各接点の汚れやシャッター羽根の汚れのため
シャッタースピードやオート制御が
少々不安定な挙動を見せていたため
分解をさらに進めて一通りの整備を行っていきます。
いつも書きますが電子制御機は
各接点の良好な導通とマグネットの吸着が肝なので
そのあたりを入念に清掃整備を行っていきます。

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