月別アーカイブ: 2018年1月

リコーオートハーフE2のカメラ修理

今日は「都バスの日」ということらしいですよ。
1924年(大正13年)のこの日に
東京市営バスの営業が始まったそうです。
いわゆる首都圏に来てから、もう随分経ちますが
電車・地下鉄に比べるとバスに乗ることは少ないです。
呉にいた頃は逆にバスばかり乗っていましたが。。。
そういえば全国的に探すと
まだ「ボンネットバス」に乗れるところもいくつかあるのですね。
昔撮ったボンネットバスの写真もどこかにあるはずなのですが。。。
今度、探してみます!

さてさて

本日は「リコーオートハーフE2」のカメラ修理を行っています。
現在でも人気の高いハーフ判カメラです。
当店での修理実績も多いカメラです。
「E2」ということはオートハーフEにフラッシュ用のホットシューが
付いたモデルです。
モデル名に「2」が付くとホットシュー付き(EF2を除く)
「S」が付くとセルフタイマー付きですね。

今回、お預かりしているオートハーフE2は
最近まで普通に撮影に使っていたのに
突然シャッターが切れなくなったそうです。
オートハーフは基本的にはフィルムを装填しないと
シャッターが切れない仕組みですが
フィルム室スプロケットを左に回してやると
空シャッターが切れます。
今回も同様に空シャッターを切ると普通に動作します。
。。。ということは巻上に問題ありということですね。
もうちょっと詳しく動作検証してみると
ゼンマイは十分に巻かれているはずなのに
巻上げができない状況のようです。

まずは原因を探っていきます。
巻き止めのカム周りに問題があるのかな。。。と思ったのですが
手裏剣ギア(本当に手裏剣みたいなギアなのです)及び
それを止めるカムには問題がないようです。
ゼンマイ部のトラブルというのは少ないのですが
どうやらゼンマイ本体に問題があるようです。
ゼンマイの中枢部は通常、分解できない構造になっているので
場合によってはゼンマイ部分はユニットごと
交換しなくてはならないかもしれません。

これから動作検証を行いながら
ゼンマイ部のトラブルシューティングを進め
対処方法を考えていきます。

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キヤノネットQL17G-Ⅲのカメラ修理

今日は「おむすびの日」だそうですよ。
私、お昼は店の奥で簡単に済ませてしまうので
コンビニおむすびは毎日食べていますが
やっぱり焚きたて熱々のおむすびが最高ですよね!
それであればシンプルな塩むすびか梅干入りがいいなぁ。。。
たまには家でご飯炊いて自分でにぎるか。。。(笑)
ちなみに、この日が「おむすびの日」になったのも
阪神大震災時のボランティアによる炊き出しで
被災者を力づけたことが由来しているそうです。

さてさて

本日は「キヤノネットQL17G-Ⅲ」のカメラ修理を行っています。
先日もご紹介しましたがキヤノネットとしては最後のモデルですね。
最後とはいえ1972年の発売開始なので
既に40年以上経過しているのですね。
そのコンパクトさと明るいレンズで
現在でも人気の高いカメラです。

今回のご依頼者様はフィルムカメラを使うのは
これが初めてになるそうです。
最初のカメラとしてもG-Ⅲは良いカメラだと思います。
昔の話ですが私も最初はフィルムの装填に苦労しましたが
(失敗も何度もありました(苦笑))
この頃のキヤノンお得意のQL(クイックローディング)は
やはり便利な機能ですよね。
お預かりの個体は随分長い間使われていない様子で
お決まりのフィルム室モルトはボロボロで
ファインダー、レンズにも盛大にカビが発生しています。
最大の難点は電池室が激しく腐食しているため
露出計が全く動作しません。
。。。ということはシャッタースピード優先オートも
全く機能しないということですね。

まずは電池室の状況を確認します。
プラスティック製の電池室を外すと
写真にも写っていますが端子は緑青がビッシリ付着しています。
磨いたとしても接触不良を起こしそうですね。
本来この端子は電池室にカシメられて付いているはずなのですが
電池室側の突起部ももろくなって外れてしまっています。
電池室及び端子、リード線は交換が必要です。

実はそれよりも少し悩みのタネなのがレンズの状況です。
以前のブログでも少し書きましたが
キヤノネットのレンズはコーティングの傷みによる
クモリ発生の可能性が比較的高く
清掃ではまったく取れない場合が多いのですが。。。
今回も前玉、後玉ともにかなり激しく曇っています。
うーん。。。どうしたものか。。。
まずは電池室及びシャッターユニットの整備を行いながら
何かしらの対応策を考えて見ます。。。

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ヤシカエレクトロ35GTNのカメラ修理

今日は「ウィキペディアの日」なんだそうですよ。
2001年のこの日に公開されているのですね。
ウィキの性格上、記述全てが正しいとは限らないというのは
わかっていますが、それでもやはり便利ですよね。
出先でもふと疑問に思ったことでも
スマホ(私の場合はタブレット+ガラケー)さえあれば
すぐに調べることができます。
以前だったら「まぁいっか。。。」で済ませていたことが
その場で調べられるってやはりいいですよね!

さてさて

本日は「ヤシカエレクトロ35GTN」のカメラ修理を行っています。
「GTN」の基本的な部分は初代エレクトロ35と共通です。
1966年の初代エレクトロから小変更を重ねて
1973年に発売となったモデルです。
ちなみに「GTN」はブラック塗装のモデル名で
シルバー塗装は「GSN」となります。

お預かりしているエレクトロ35GTNは非常にキレイな個体です。

多少のスレはもちろんありますが
目立つようなキズ、アタリは全くございません。いいですよね~
大切に扱われてきたことがよくわかります。

ただ、何故こうなったのかが不明なのですが
鏡胴、というかシャッターユニットがグラグラにがたついています。
壊れている。。。というよりはネジが緩んでいるだけだとは思いますが。。。
加えてオートが非常に不安定なようです。
初代からこの頃までのエレクトロはゴムブッシュ劣化で
オートが不安定になることがよくあるのですが
今回はブッシュは劣化しにくいものに換えられているようで
それが原因ではありません。
接点等々の汚れによるものではないかと考えられます。

まずはレンズボードを分離します。
写真でも見えている後玉ユニットを外せば
シャッターユニットを固定しているリングが出てきます。
どちらにしてもシャッターユニットは一度降ろしますが
やはりこのリングがゆるゆるに緩んでいました。
エレクトロといえばシャッターはコパルエレクですね。
(一部モデルは違うものもあり)
まずはシャッターユニット及びその周辺から
整備を行っていきます。

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キヤノンAE-1のカメラ修理

今日は「ピース記念日」だそうですよ。
ここでいう「ピース」とはタバコの銘柄のことです。
1946年のこの日に発売開始されたそうで
10本入りが7円だったそうです。
当時は非常に大人気で日曜・祝日に
ひとり一箱のみの販売だったこともあるようです。
そういえば私のじいさんもピースだったなぁ。。。
はっきり私の記憶がある頃になると「ショートホープ」だったのですが
家の中のあちこちにピース缶が
小物入れや鉛筆立てとして活躍していました。

さてさて

本日は「キヤノンAE-1」のカメラ修理を行っています。
世界初のマイコン(死語?)を搭載し
より簡単に手軽に写真を撮れるようにと開発されたカメラです。
部品の電子化やユニット化を進め大量生産が可能になり
結果、他メーカーと比べても非常にお求め易い価格に設定されました。
一眼レフ市場で少々苦しんでいたキヤノンとしては
起死回生のヒット作となりました。
発売開始は1976年、当時のキャッチコピーは「連写一眼」
ワインダーの装着が一般的になったのもこのカメラからだと思います。

お預かりしているAE-1はご依頼者のお父様が
お使いになられていたものだそうです。
長年使い込まれてきた個体だと思われますが
少々油切れがあちこちに出てきているようです。
それでもキヤノンAシリーズ共通の持病である
シャッター鳴きは全く出ていません。
ただし巻上時に「ギャン」とちょっと嫌な音がしていて
巻上部の油切れが心配されます。
シャッタースピード、露出計は調整可能な範囲内ですが
オートは少々不安定なようです。
ファインダーには結構な量のカビが見受けられ
付属する50mmレンズにもカビがかなり発生しています。

それまでのモデルに比べると
電子化が進んだカメラではありますが
機械的な部分はオーソドックスな
布幕横走りフォーカルプレーンシャッターです。
シャッタースピードダイヤルからの情報伝達も糸連動です。
電子部品のトラブルが意外なほど少なく
ほぼ機械的な部分の整備調整で快調な状態に戻るカメラです。

一通りの現状チェックが終わったので
これから本格的に分解整備に取り掛かります。

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ヤシカエレクトロ35GXのカメラ修理

今日は「桜島の日」だそうですよ。
1914年1月12日に史上最大の噴火が発生し
多数の死者を出し、そのときに流出した溶岩により
大隅半島と陸続きになったそうです。
それまでは大隅半島と繋がっていなかったんですね。。。
火山の噴火って考えられないほどの強力な自然の力です。
活火山に登ることはほぼありませんが
2014年の御嶽山の例もあるし気をつけなければいけませんね。。。

さてさて

本日は「ヤシカエレクトロ35GX」のカメラ修理を行っています。
この頃は各社、一眼レフ以上にコンパクトカメラも
激しい販売競争を繰り広げていたわけです。
キャノンは「キヤノネット」
ミノルタは「ハイマチック」
コニカは「C35」等々、シリーズ化しているモデルも多々存在しました。
今回の「エレクトロ35シリーズ」も
1966年の初代から続くヤシカの看板商品的なモデルでしたが
今回、ご紹介する「GX」が最終モデルとなってしまいました。
「GX」の発売は1975年、先日のキヤノネットの紹介でも
同様に書きましたが初代に比べると随分とコンパクトになりました。
シャッターは初代から一部モデルを除き
基本的にはコパルエレクと呼ばれる電子制御シャッターです。
レンズは定評のあるカラーヤシノンDX40mmF1.7の大口径です。
露出は絞り優先AEで行います。

エレクトロGXというとブラック塗装のイメージが強いのですが
シルバーも爽やかな印象で良いですね!
お預かりしているGXは外装も非常にキレイで
レンズの状態も良く、
ファインダーも多少の汚れはあるものの悪い状態ではありません
(余談ですが後期のエレクトロの青みがかった
ファインダーを覗くと「あぁエレクトロだなぁ」と思います)
とても大切に扱われてきたことがよくわかる個体です。

しかしながら電池を入れっぱなしにしていた時期があるらしく
電池室端子が腐食しており電源が全く入りません。
電子制御シャッターで電源が入らないと
残念ながら何も撮影することはできません。
状況から予想すると電池室裏の端子及び
リード線も腐食していることが予想されます。

まずは電源が入るようにしないと
他に何かしらのトラブルを抱えているかもわかりません。
これから本格的に分解整備に取り掛かります。

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ペンタックスMEスーパーのカメラ修理

今日はいわゆる「鏡開き」ですね!
。。。とはいうものの。。。
家でもお店でも鏡餅を供えていない私には
全く関係がなかったりします(苦笑)
よく考えると年末年始のテレビも全く見ていないし
除夜の鐘も聞いてないし、初詣にすら行ってない。。。
全くお正月らしいことをしていないことに気づきました(汗)
まぁ、自分なりに楽しく過ごしたからいいか。。。(笑)

さてさて

今日は「ペンタックスMEスーパー」のカメラ修理を行います。
コンパクトな絞り優先AE専用機である「ME」に
最高速1/2000のシャッターとマニュアル露出を加えたモデルです。
さらにファインダースクリーンには
クリアーブライトマットスクリーンが採用され
ピントの山も非常に掴みやすくなりました。
プッシュボタン式のシャッタースピード設定には
好みが分かれるところでしょうが
個人的にはその実力から考えると
現在の中古市場では非常に過小評価されている気がするモデルです。
操作感覚も悪くないし非常に良いカメラだと思います。

発売開始はベースとなる「ME」登場から
3年後の1979年です。

※装着しているレンズは当店のテスト用レンズです

お預かりしている個体は精悍なブラックモデルです。
ME系といえばお約束のミラーアップしたままになる。。。という
トラブルが多いのですが今回のMEスーパーは
ミラーも快調に動作しています。
シャッタースピードもそれなりに出ています。
ただし、ファインダー内のLED表示がちょっと困った状態で
例えばオート時だと仮定して
1/60の位置にLEDが点灯するのが正しい状態だとします。
すると1/60の位置にはきちんと点灯するのですが
全く関係のない他のポジションのLEDまで点滅してしまいます。
ME系のカメラは電子制御機とはいえ
基板自体のトラブルは少ないカメラなのですが。。。
基板そのものよりも基板周りの接点不良の可能性が高そうですね。
シャッターもオートもそれなりに動作しているので
何とか修理可能だとは思います。

一通りの現状チェックが完了したので
これから本格的に分解整備に取り掛かります。

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キヤノネットQL17G-Ⅲのカメラ修理

今日は1月10日ということで
「110番の日」ですね!
あまりご縁のない110番ですが
(もちろんご縁のないほうが良い(笑))
いつ何でお世話になるかもわからないですものね。
(逆に通報される側には決してならないようにしましょう(笑))

さてさて

前回のブログで「初代キヤノネット」の
修理をご紹介しましたが
本日はキヤノネットとしての最終モデルである
「QL17G-Ⅲ」のカメラ修理を行います。

初代キヤノネットが登場したのが1961年
G-Ⅲが登場したのが1971年
10年以上に渡って生産され続けたキヤノネットですが
シャッタースピード優先AE、レンジファインダー装備の
大口径レンズ搭載モデルという部分は共通です。
ただし10年間に随分コンパクトになりました。
キヤノネットの最終モデルということもあり
G-Ⅲは現在でも人気の高いカメラです。

本格的に使用する前に各部点検整備一式を。。。
ということでお預かりしたG-Ⅲですが
露出計の動きが少々おかしいようです。
例えば、ある被写体に向けてファインダー内表示が
F5.6を示したとします。
それから明らかに明るさの異なるほうにレンズを向けても
露出計の値が変化しません。
そうしているうちに何かの拍子に
突然正しい値に動く。。。といった感じです。
針挟み込み部分、あるいは露出計本体に何かしら
問題があるものと思われます。

今回の個体は大丈夫だったのですが
いわゆるニューキャノネット及びG-Ⅲは
レンズ前玉に汚れのようなクモリが出ているものが多いのです。
これはほとんどの場合、コーティング劣化及びレンズに変質によるもので
普通に清掃しても少々磨いたとしても、ほぼ落ちません。
現在、お手元にニューあるいはG-Ⅲをお持ちの方
あるいはこれから手に入れようとしている方は
ご注意いただければと思います。

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キヤノネットのカメラ修理

今日は言わずと知れた「成人の日」ですが
1月8日といえば「平成」が始まった日でもあるのです。
昭和64年1月7日の昭和天皇の崩御の翌日
平成元年1月8日から平成がスタートしたのですね。
つい最近、始まったばかりだと思っていた「平成」も
既に30年。。。「昭和」に生きていた時間よりも
とっくに「平成」に生きている時間のほうが長いことに気づきました(笑)
そんな「平成」ももうすぐ終焉を迎えます。
時間の流れって何とも不思議ですねぇ。。。

さてさて

本日は「キヤノネット」のカメラ修理を行っています。
今回は初代のキヤノネットです。
キヤノンの社員の方々が「自分達でも買えるカメラを」ということで
開発された初代キヤノネット
キヤノン初のレンズ一体型のコンパクトカメラでもあるのですね。
(コンパクトと呼ぶには今となっては大きいですが。。。)
当時のカメラとしては最高級品レベルの性能を持ちながら
非常に安価に発売されたキヤノネットは
社会現象を引き起こすほどのヒット作となり
発売当初、2週間分と試算していた在庫が
数時間で売り切れ全く生産が追いつかない状態になったようです。
また、キャノネットの成功が原因で
カメラの高機能化及び低価格化についていけなくなった
多くのメーカーが倒産することになりました。

そんな伝説的なカメラでもある初代キヤノネットですが
爆発的に売れたカメラでもありますので
現在でも多くの個体を見つけることができます。
しかしながら程度がよくそのままで撮影に使えるものは
非常に少ないと感じます。
もちろん、基本的には非常に丈夫でしっかり作られたカメラなので
修理・メンテナンスを行えば現在でも気持ちよく使うことができます。

今回、お預かりしている初代キヤノネットは
ご依頼者様のお父様がお母様との初デートに使うために
購入したキヤノネットだとのことです。
それから以降、ご家族の歴史を写し続けてきたわけですね。。。
現在はシャッターも切れず、セレンの起電力も落ちているようですが
ご依頼者様がご両親が使ったこのキャノネットで
気持ちよく撮影できるように整備していきたいと思います。

巻上レバーは底部にあるため上カバーは非常にシンプルです。
すっきりしたカバー上に筆記体の「Canonet」の文字が
何ともオシャレですよね。
シャッターは切れないのはシャッター羽根、絞り羽根の固着が原因です。
さらにオート制御機構もあちこちで固着していて
オートにすると無条件にシャッターロックがかかってしまいます。
セレンは起電が随分落ちているようなので
場合によっては起電力のある中古品と交換いたします。
レンズ、ファインダーともにカビ・クモリがかなりあるので
できる限り清掃していきます。

それにしても何回見ても
このカメラは非常に上手く作っているカメラだなぁ。。。と感心します。
いわゆる針挟みこみ式のSS優先AE機のお手本だと思います。
これから本格的に隅々まで整備に取り掛かってまいります。

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ニコンニューFM2のカメラ修理

今日は「七草粥の日」ですね!
せり、なずな、ごぎょう、はこべら、
ほとけのざ、すずな、すずしろ、これらを朝の粥に
入れて食べるとその年は病気にならない。。。ということです。
同時に今日は「爪きりの日」で
新年最初に爪を切る日だそうです。
ここでも七草を浸した水に爪を浸け柔らかくしてから切ると
風邪をひかないといわれているそうです。
私の場合、ほっておいても風邪はひかないから大丈夫かな(笑)

さてさて

本日は「ニコンニューFM2」のカメラ修理を行っています。
このカメラが発売されたとき(1984年)、
私は中学生でカタログをカメラ屋さんでもらって帰って
一緒にもらってきたFE2のカタログと並べて
毎日、穴が開くほど眺めていたのですよねぇ。。。
当時のフラッグシップはF3ですが
それよりも最高速1/4000、シンクロ1/250という部分に
強烈に憧れていました。。。懐かしいですねぇ。。。
前身のFM2のシンクロ速度1/200から1/250に向上されたモデルです。
シャッター羽根のカシメ等々の見直しが行われているようです。

今回、お預かりしているニューFM2は
長らく使用していないものだということで
本格的に使う前に一通りの整備を行って欲しいとのご要望です。
さすがにモルトは全滅ですし、ファインダー視野内に
かなりの汚れとカビが見受けられます。
通常、ファインダー内にカビが見える場合は
そのほとんどはプリズムに付いている場合がほとんどなのですが
今回はスクリーンにもがっちりしたカビが発生しています。
清掃・洗浄でできる限り除去していきます。
それでもシャッターはきちんと動作しており
若干ズレがあるものの露出計も動作しています。

初代FMから受け継がれる端正なスタイリングで
文句なしにカッコ良いですね。
余談ですが一緒に装着されてお預かりしている
Aiニッコール28mm2.8s、
このレンズ最短撮影距離が0.2mなのですよ!
大抵の28mmレンズは最短0.3mなのですが
この10cmはなかなか大きいです。
マクロ的にも使えるとても良いレンズです。

まだ現状チェックを行っただけの段階です。
これから本格的に分解整備に取り掛かります。

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ミノルタXEのカメラ修理

今日は「ケーキの日」だそうですよ!
甘いもの大好きな私ですから
もちろんケーキも大好物です!
しかしながら調子に乗って食べると
いろいろ問題が。。。(汗)
でも「ケーキの日」なら少しぐらいいいですよね!
仕事帰りにどこかでケーキ買って帰りましょう~

さてさて

今日はミノルタXEのカメラ修理を行っています。
巻上の滑らかさで有名なカメラですね。
巻上だけでなく全体の使用感が素晴らしいカメラです。
私も個人的に何台か持っていますが
今でも根強いファンの多いカメラですね。
発売は1974年。
Xシリーズとしては前年のX-1に続いて
2機種目のモデルにあたります。
ライカR3のベースになったことでも有名なカメラです。

比較的初期の電子制御シャッター機ということもあり
多少トラブルの多いカメラでもあります。
しかしながら最大の弱点は電子制御部分ではなく
現存するXEの8割が発症していると思われる
プリズム腐食だと思います。
酷いものになるとファインダー視野内下部半分近くが
真っ黒になってとても使える状態ではなくなります。
今回、お預かりしているXEも下1/3に
うっすら黒い帯が見えています。
プリズムを外してみると、過去に腐食に対処したらしく
腐食部分にミラーテープが貼ってありました。
だから腐食部分がモヤモヤした見え方になっていたのですね。
しかしこれでは腐食部分ではピント合わせもできません。
今回は中古良品のプリズムを移植して対応します。

XEといえば露出計のトラブルも多いのですが
今回はパッと見た感じでは1.5段アンダー、
調整で何とかなるかと思ったのですが
絞りを動かしていくとあるポイントで針が完全に振り切ります。
これも巻き戻しクランク下の摺動抵抗がダメなようです。
ここも交換で対応します。
シャッター制御自体は何とか動いているようなので
まずはそこの点検整備から取り掛かります。
電子制御機は突然壊れることも多い上、
XEはやたらと接点の多いカメラで
そこをしっかりメンテナンスしてやらないといけません。
これから本格的に分解を進めて取り掛かります。

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