今日は「鍛高譚(たんたかたん)の日」だそうですよ。
しそ焼酎ですね。甲類乙類混和のお求め易い焼酎ですが
これが美味いのですよねぇ。。。
他の焼酎と同じくロックが美味しいですが
お湯割りでも良いですよねぇ。。。
しそだから梅干が合うのでお湯割り梅干入りで
グチャグチャに梅を潰して飲むのもいいですねぇ
肴は焼き物が合うような気がします。鳥でも魚でも。。。
ちなみに鍛高とは北海道で言うカレイ科の魚のことで
譚は物語という意味だそうです。
メーカーのサイトを見るとタンタカ物語の動画がアップされています。
最初にどこかの居酒屋か何かで「タンタカタン」って聞いたときには
妙な名前のお酒だなぁ。。。と思ったことを思い出します(笑)
これからの季節、お湯割りは良いですねぇ。。。
しばらく味わっていないから買ってこなくては。。。
さてさて
本日は「オリンパスペンEES-2」のカメラ修理を行っています。
EE「S」なのでピント合わせは目測ゾーンフォーカスです。
要はペンEE-2のゾーンフォーカス判ですね。
完全固定焦点のEEシリーズに比べると
目測ゾーンフォーカスとはいえピント合わせがきっちりできるので
薄暗くて絞りが開き気味になるようシチュエーションでは
EES系のほうが安心度は高いですね。
とはいえ、あくまで目測なので
きっちりとしたピントは難しいかもしれませんが。。。
もともとペンEE系というかこのクラスのカメラは
被写界深度を利用して撮るものですから
あまりそのあたりに神経質になることもないですかね。
いわゆるプログラムシャッター機で
露出は完全にカメラにお任せするしかないのですが
シャッタースピードは明るさによって
1/30、1/250の2速切替となり、さらに連動して絞りも選択されます。
単純な指針挟み込み式のオート露出なのですが
非常にうまくできていてこのタイプの露出制御の
良い教材になる構造です。
お預かりしているEES-2は
ペンEE系でよくある絞り固着トラブルが発生しています。
明るかろうが暗かろうが最小絞りで固まったままです。
当然写真はよほど明るいところで撮らない限り
真っ暗な状態になってしまいます。
シャッタースピードをよくよく聴いてみると
速度は切り替わるようなので露出計そのものは動作しているようです。
シャッター羽根もそうですが
シャッター羽根も絞り羽根も非常に小さなバネの力で動作しています。
そのためちょっとした汚れや油分で簡単に動かなくなってしまいます。
EES-2の発売開始は1968年。。。
さすがに内部に汚れがいろいろたまっていてもおかしくはないと思われます。
シャッター羽根・絞り羽根洗浄、シャッターユニット整備
レンズ清掃、ピント調整、露出計・オート調整
ファインダー清掃、一通りの整備を行いました。
非常に気持ちよく使える状態になったと思います。
やっぱりペンEE系はこのグレーの貼り革が似合いますね。
初代EE(S)に比べるとカウンターは自動復元式となり
裏蓋は蝶番式になり。。。と使いやすさは格段に進歩しています。
常に持ち歩くカメラとしても
非常に使いやすい1台ではないかと思います。
↓ をクリックすると「東京フィルムカメラ修理工房」のホームに戻ります。