今日は「穴子の日」だそうですよ。
いろいろ美味しくいただくレシピはありますが
やはり元広島県民としては
「あなごめし」でしょう!
宮島口駅前の老舗「うえの」さんの「
あなごめし」が絶品ですよ~
もう何十年も食べていませんが。。。(苦笑)
あ、今ちょっと調べてたら
広島三越の中に支店があるのですね!
今度広島帰ったときにお弁当でもいいから買おう!決定!
「あなごめし」はうえのさん以外にも
宮島にはもちろん、
広島市内にもいろいろなお店があるのですよね
もともと瀬戸内地方の郷土料理です。
うなぎとおなじように蒲焼きにして
ご飯に盛りつけていただきます。
うなぎよりもかなりあっさりしてるのがまたいいのです。
単に焼いただけではなく
甘辛いたれで煮る煮穴子を使う店も結構多いようです。
あぁいいなぁ。。。
お盆は親父の初盆だから今のところ墓参りに行く予定だけど
行ったらあなごめし買って食べよう!
さてさて
本日は「キヤノンAE-1」のカメラ修理を行っています。
1976年登場で「Aシリーズ」の最初のカメラでもあります。
世界初のマイクロコンピュータ搭載機で
高効率を実現したカメラで
ほぼ同じ機能を持つ「キヤノンEF」に対して
300点以上の部品を削減することに成功したそうです。
そのことにより2万円以上価格を押し下げることにも成功したそうです。
通常良く使う「オート露出」の「AE」は
「Automatic Exposure Control」の略ですが
「AE-1」の「AE」は実はそれとは異なり
「Total Automatic System By Electronic SLR Camera」を意味し
「1」は電子式カメラにおける頂点を指すそうです。
それだけカメラ開発だけでなく全社の各部門の開発チームの
知恵を集めて作ったカメラということでしょうね
実際に電卓やコピー機で培った技術がかなり応用されているそうです。
そんなAE-1ですが分解してみるとまだまだ機械的に
制御部分している箇所も意外と残されています。
何せ厄介な連動糸がまだ残っていますもの。。。(苦笑)
A-1、AE-1Pになるともうなくなるのですが。。。
お預かりしているAE-1はシャッターも露出計も
何も動かない。。。
要は電源が入らないということでお預かりしました。
電池室に結構な緑青があり
端子裏も含めて接触不良だろうなということで
そこを直したらとりあえずは動くようになって
あとは通常の機械的整備と調整で完成かな。。。と思いきや
今回はそうはいかないようです。
まずAE-1は通常、レリーズボタンを半押ししたところで
電源が入るのですが
今回のこのAE-1、電源が復活してからは
レリーズボタンに触らなくても電源が入ったままです、
それも完全に入っている訳ではなくて
中途半端に電圧がかかっているようで
指針も動きかけの位置でプルプル震えています。
で、レリーズボタンを半押しすると
目が覚めたようにしゃんと規定の位置まで動くのです。
さらにレンズがオート位置になっていても
「M」ランプがずっと点いたままです
うーん、これは苦労しそうですねぇ
AE-1は散々いろんな個体を見てきたカメラなので
なんとなく原因はいくつか思い浮かぶのですが
何にしろかなり手のかかる部分を
触らなくてはならないようです。
こういうことがあるから
単に電源の入らない電子カメラって怖いのですよねぇ
電源が入るようになれば
全てOKというわけではないですからね
まぁ、ブツブツ言っても始まらないので
できるところから少しずつでも検証して
直していきたいと思います。
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