日別アーカイブ: 2026年3月18日

ニコンEL2のカメラ修理

今日は「春の睡眠の日」だそうですよ。
世界睡眠医学協会が定めた3月の
「世界睡眠の日」(World Sleep Day)に合わせて
日本独自の睡眠の日として3月18日を「春の睡眠の日」に
「ぐっ(9)すり(three=3)」と読む語呂合わせから
9月3日を「秋の睡眠の日」としているそうです。
寝ても寝ても眠いですよねぇ(苦笑)
でもよく近年思いますが
質の良い睡眠をしっかり取ることって本当に重要で
睡眠が足りていないと起きて活動することはできても
パフォーマンスは明らかに低くなりますし
ミスだって多発します。集中力も続かないし
良いことはひとつもありません。
睡眠不足のまま誤魔化して活動するくらいなら
いったん動くのを中止して少し睡眠をとりなおした方が
確実に効率は良いと思います。
でも実際にはなかなかそうはいかないのですよねぇ…(苦笑
なるべくしっかりした睡眠時間を確保しようと
毎日画策してますがついつい夜更かしになってしまいがちです。
こういうのも時間の使い方を真剣に考えないといけませんね。
意味のないダラダラした時間も精神衛生上たまには必要ですが
それが増えすぎて睡眠時間を圧迫してしまうと
結局効率が落ちて時間の無駄遣いになってしまうのですよねぇ…
いや本当に…反省してます…(苦笑)

さてさて

本日は「ニコンEL2」のカメラ修理を行っています。
1977年発売のカメラです。
モデル名は「ニコンEL2」ですがこのモデルまでは
いわゆる「ニコマートシリーズ」の一員ですね。
ニコマートELWをAi化したカメラです。
Ai化された以外は基本的な機能・スペックは
「ニコマートELW」とほぼ同じです。
ただし翌年に次世代の後継機「FE」が発売されることとなり
中身は同時に開発されたようで
電子制御系は既に一新されていて
回路を見ているともはやほぼ「FE」です。
受光素子もこれまでのCDSからSPDに変更されています。
ただベースがニコマートなので電子基板からのインターフェイスは
FEほど洗練されてはなく配線は少々ややこしいことになっています。

お預かりしている「EL2」は精度に少々問題はあるものの
一通りは動作しています。外観もなかなかキレイです。
それでも長らく整備はされていないものと思われ
モルトは劣化していますし、いくつか問題点もございます。
いくつかの問題点の中の一つですが
「EL2」のは他のニコマートEL同様ミラーアップ機構があって
マウント脇の小さなレバーを回すと
物理的に連動してミラーアップが行われるのですが
レバーを回してもミラーが半分くらいしか上がりません。
通常のミラー駆動とは全く別の部分なので
通常のシャッター動作時のミラーの動きには全く問題はなく
通常時にはキレイにミラーは上まで上がります。
「単純に連動してあげるだけなのになぜ?」と思いながら
いずれにしても分解整備は行うので
ミラーボックス分離時に確認してみることとします。

先述したように電子回路はほぼ「FE」ですが
ベースがニコマートということもあり
ある程度分解すると配線の取り回しがなかなか大変です。
既に基盤はフレキが使われています。
ただミラーボックスの組み込みはニコマートらしく
非常に組み込みやすい構造です。
これが「FE」になるとスペース上の関係もあって
ちょっとコツが必要になってくるのですよね…
問題のミラーアップ機構に関しては
ミラーボックスを降ろして裏から見てわかったのですが
ミラーを実際に持ち上がるステーがひん曲がっていて
ミラーを半分くらいまでしか押し上げることができなかったようです。
原因は単純ですがなぜこんな場所のステーが曲がるのか…
ステー自体も太くて丈夫なもので
少々のことでは曲がらないはずなのですが…
いずれにせよ原因は分かったので変形を元に戻して
通常の清掃整備調整を行っていきます。

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