今日は。。。「新子焼きの日」???
「おしんこまき」ではなくて???
調べてみると北海道旭川の名物らしいですね。
若鶏の半身を素焼きにしてタレなどで味付けをした
豪快な焼き鳥なのだそうです。美味しそうですね!
ビールが合いそうですなぁ(笑)
出世魚であるコハダの稚魚をシンコ(新子)と呼ぶ地域があり
これにちなんで若鶏を新子と呼ぶ風習もあり
そこから名付けられたとされているそうです。
う~ん、食べてみたいですね!
そういえば全然関係ない話なのですが
私、十歳以上離れた腹違いの弟が一応いるのですが
(一応。。。というのがまともに一緒に暮らしたことがないので(苦笑))
その弟がまだ幼くてやっと言葉を話し始めたころ
どうも「し」がうまく言えず「ち」になっちゃうのですね。
「しんぶんし」→「ちんぶんち」とか。。。
で、食卓にたまたま出てきた「お新香巻き」を見て
「おちんこまき!」
さすがに当時吹き出して笑いが止まらなかったな。。。(笑)
さてさて
本日は「キヤノンFX」のカメラ修理を行っています。
キヤノンのマニュアル機時代の中核を成すといえば
やはり「Fシリーズ」だとは思いますが
「FX」はその「Fシリーズ」の記念すべき最初のカメラです。
「Fシリーズ」これから20年近く続き
後にマウントもFLマウントから解放測光対応のFDマウントに変わり
F-1やFTb等も発売されるわけですが
基本的なシャッターの構造等は
このFXが基になっています。
(縦走りのEFは例外)
正直、一眼レフの分野で明らかに立ち遅れていたキヤノンを
後の2大メーカーに押しあげるきっかけとなったのが
「Fシリーズ」であり「FX」ではないかと思います。
お預かりしているFXはミラーアップしたまま
固まってしまっています。
シャッター幕はチャージ状態のままなので
シャッター幕が解放れない状態で固着しているようです。
とりあえず下から弄って強制的にシャッターを切りましたが
レリーズ部、シャッター幕、共に動きが非常に悪い状態です。
ミラーが下りたのでファインダーの様子も確認できましたが
プリズムは中央にうっすら縦線が入ってしまっています。
若干のプリズム腐食ですね。
FX、ペリックス、FP、FT、等のFシリーズ前期モデルは
非常にプリズム腐食が多く
(ファインダー視野内に水が流れた跡のような腐食)
交換用のキレイなプリズムの入手が非常に困難です。
(FTbであれば何とかなるのですが。。。)
今回は非常に軽微な腐食ということで現状のままで対応します。
長い間、大事に仕舞い込まれていたらしく
あちこち動きはダメですが
基本的には非常にキレイな個体です。
これまたキレイな元箱に入ってやってきましたが
写真には写っていませんが
カメラケースがまた非常にキレイで良い状態です。
ケースがカビでボロボロな場合も多いのですが
保管状況は良かったものと予想されます。
付属するFL50mmF1.8はカビはないものの
全体的に曇ってしまっています。
基本的にくもりは取れないことも多いのですが
できる限り対処していきます。
現状ではまだシャッターはまともに切れませんが
本来は「Fシリーズ」らしい
アタックの強い歯切れのよいシャッター音で動作するカメラです。
これから本来の姿を取り戻すための
分解整備に取り掛かっていきます。
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